【警視庁アウトサイダー】全話あらすじ(ネタバレ)│結末は?最終回ラストはいつ?
この記事は2023年1月から放送の【警視庁アウトサイダー】を第1話から最終回までの全話あらすじを私の感想を交えて紹介していきます。
いろいろと出てくるキャラクターたちの過去が、新しい展開に導いていきます。
最終回のラストシーンはどんな形でまとまるのか?
【警視庁アウトサイダー】本編を見ている方に向けた、復習用のあらすじネタバレサイトを目標にしています。
公式から発表されているYouTube動画を各話毎に貼り付けているので、是非そちらも見てみて下さい。
【警視庁アウトサイダー】あらすじ
【警視庁アウトサイダー】キャスト
役名 | 俳優名 |
架川英児 役 | 西島秀俊 |
蓮見光輔 役 | 濱田岳 |
水木直央 役 | 上白石萌歌 |
仁科素子 役 | 優香 |
羽村琢己 役 | 福士誠治 |
矢上慶太 役 | 小松和重 |
倉間彩子 役 | 野波麻帆 |
米光麻紀 役 | 長濱ねる |
梅林昌治 役 | 長田成哉 |
野本滋 役 | ワタナベケイスケ |
小山内響子 役 | 青山倫子 |
沙希 役 | 井本彩花 |
藤原要 役 | 柳葉敏郎 |
水木真由 役 | 石田ひかり |
有働弘樹 役 | 片岡愛之助 |
小山内雄一 役 | 斎藤工 |
【警視庁アウトサイダー】第1話あらすじ(ネタバレ)1月5日(木)放送
【警視庁アウトサイダー】第1話あらすじ(ネタバレ)紹介
【警視庁アウトサイダー】第1話あらすじ(ネタバレ)紹介です。
連続コンビニ強盗の犯人を捕まえ蓮見は、さすが桜町中央署のエースだと上司から褒めたたえられます。
その頃、サングラス姿の怪しげな男が商店街をうろついていました。
商店街で行われていた新日本プロレスのリングに、ナイフを持った男が乱入してきます。
リングには棚橋やオカダカズチカ、レッドシューズ海野がいました。
駆けつけた蓮見が、包丁を置くように犯人を説得していたところに、サングラス姿の怪しげな男がリングに上がります。
そのサングラス男は、次々とプロレス技を繰り出し、あっという間に犯人を確保しました。
湧きたつ会場の中で、レフェリーから勝ち名乗りを受けたその男が手にしていたのは警察手帳でした。
どこから見てもヤクザのような風貌のその男は、桜町中央署に異動になった架川英児だと名乗ります。
本部組対暴力団対策課(通称:マル暴)から異動してきた警部補だったのです。
時を同じくして、桜町中央署の刑事課に配属される水木は、お祝いにと父からボールペンをもらいます。
事務職を希望していた水木は、お前の正義を貫けと言う父の言葉をバッサリと切り捨てました。
そんな水木の父親は、なんと警視庁副総監を務める有働でした。
テレビで組織犯罪処罰特例法の改正を訴える小山内議員を見た架川。
政治家のきれいごとの裏で、悲惨な末路をたどるヤクザがいることを蓮見に話します。
そんな架川は、はぐれ刑事純情派の安浦刑事を心から尊敬していました。
そんな架川に、鷲見組とロシアのマフィアが揉め捜査員がレンコンで打たれた件を尋ねる蓮見。
今どきリボルバーをレンコンと呼ぶ蓮見が少し気になります。
元々は兵庫県のへき地に勤務していた蓮見は、入院した母親のために退職したと話します。
母親が亡くなったことで、経験者採用枠で再び刑事になったというのです。
桜町中央署管内で殺人事件が発生します。
大学教授の最上の自宅で、家政婦の弓江が刺殺されていました。
架川は血まみれの弓江を見て倒れそうになります。
誰からも恐れられる強面のくせに、血にはめっぽう弱いという一面を持つ架川でした。
この家に住んでいたのは最上とその妻、そして大学の研究室に努める長女と引きこもりの長男です。
なぜか長男の賢太郎だけが行方がわからなくなっていました。
その日の夜、架川は先輩刑事の藤原と居酒屋龍宮城で会っていました。
蓮見がリボルバーのことをレンコンと口にしたことが気になっていると伝えました。
そんな蓮見の部屋の襖には、ホステス殺害事件の記事がびっしりと貼られていたのです。
長男の賢太郎が重要参考人として捜査は進みます。
近所の商店街で被害者の弓江のことを聞く架川と蓮見は、1人として弓江のことを悪く言わないのが気になりました。
そんな中、以前、最上の長女が本屋で万引きしたことを、弓江が揉み消していたことにたどり着きます。
長女は弓江から口止め料を要求されていたのです。
弓江の部屋を調べると、そこには文字の切り抜かれた雑誌がありました。
しかし、亡くなった弓江の指に塗ったはずのマニキュアが見つかりません。
実は、弓江にはもう一つ住んでいた別の部屋があったのです。
入れ込んでいたホストから「金ヅルの女がいる」と話していたことを聞いた架川と蓮見。
最上の妻は不倫をネタに、弓江からゆすられていました。
動機は十分ですが、確実なアリバイがあることから、妻は容疑者から外れました。
チェリポグッズを使って、バーの店員に賢太郎の捜索を頼む架川。
商店街の店主たちを集めて話を聞くと、弓江が水増し請求をして小銭を稼いでいたことが判明します。
クリーニング店で働く賢太郎と同級生の女性は、賢太郎が弓江を恨んでいたと証言しました。
見つかった賢太郎は罪を認める自供をし、供述通りに凶器の出刃包丁も発見されました。
しかし、鑑識の仁科は台所にあったはずの包丁に、賢太郎の指紋しか残ってないことに違和感を覚えます。
その鑑定結果から真犯人が見えた架川と蓮見。
弓江を刺したのは賢太郎ではなく、父親の最上だったのです。
学長選の最中だった最上は、弓江のバラまいた怪文書のおかげで敗戦が濃厚になっていました。
そこへきて、最上から妻の不倫写真で金を巻き上げようとした弓江。
最上はかっとなり弓江を近くにあった包丁で刺したのです。
そこへ駆けつけた長男の賢太郎が、父を守るために身代わりになったのでした。
なぜ、賢太郎がいつも罵声を浴びせていた自分の身代わりになったのかわからずにいた最上。
大きな貸を父親に作った賢太郎は、15年の刑期さえ終えればこの家は自分のものになり、父親を服従させられると考えたのです。
賢太郎の考えに、ヤクザよりもやり方がぶっ飛んでいると驚きを隠せない架川。
ただ、蓮見は激昂したはずの最上が、弓江を刺したのがたった2か所だったことに首をかしげていました。
いよいよ刑事課に配属された水木が挨拶をしますが、そこに架川と蓮見の姿はありませんでした。
蓮見を調べていた架川は、目の前にいる蓮見が偽者だと気づいていたのです。
正体を明かせと蓮見に銃口を向け迫る架川。
そんな架川に邪魔をするなと蓮見も銃口を向けるのでした。
【警視庁アウトサイダー】第1話あらすじ 感想・気になる所
タイトルのアウトサイダー感が溢れる架川と、謎めいた感じの蓮見がよかったです!
ここにやる気のない水木がどう絡んでいくのかワクワクしちゃいますね♪
初回とはいえ、オープニングに新日本プロレスの棚橋さんやオカダカズチカさんがドーンと登場したのにはびっくりでした。
蓮見の正体は何者なのか…そして、なぜ部屋のふすまに貼ってあったあのホステス殺しの事件を追っているのか気になります。
実力派俳優の西島秀俊さんと濱田岳さんの贅沢な共演がたっぷりと見られるこのドラマ。
軽快なテンポの裏には、きっと深いドラマが展開していくと思います。
きっと1話にも気づけていないたくさんの伏線が散りばめられていたのでしょうね。
その伏線をこれから少しずつ回収していくのが楽しみでたまりません!
【警視庁アウトサイダー】第2話あらすじ(ネタバレ)1月12日(木)放送
【警視庁アウトサイダー】第2話あらすじ(ネタバレ)紹介
【警視庁アウトサイダー】第2話あらすじ(ネタバレ)紹介です。
蓮見がなりすましだと気づいた架川は、地下駐車場で蓮見に銃を向けていました。
そんな架川に蓮見も銃を向けます。
緊迫した雰囲気の中にやってきたのが、刑事課に配属されたばかりの新人の水木でした。
水木にバレないように平静を装う2人に、事件だと知らせが入ります。
現場へ向かった3人は、鈍器のようなもので頭を殴打され亡くなった松原みちるの遺体を目にします。
派手な格好をしていた被害者のみちるを見て、パリピみたいと口にする水木。
学生時代に演劇部だったという水木は、犯人になりきって犯行の動機を探ろうとします。
そんな水木は、本当は安定した公務員になるのが夢でした。
しかし、合格したのが警察だけで、仕方なく刑事課の配属を受け入れたと言います。
会社員として働いていた被害者のみちるは、週に2回キャバクラでアルバイトをしていました。
みちるの死亡時刻と推定される時間の少し前に、大手玩具会社の創業者を祖父荷物YouTuberの新川の爆誕祭に参加していたことがわかります。
しかし、新川はみちるのことを全く覚えていないと話します。
新川の部屋にあった、いかにも凶器になりそうなウエイトをこっそり持ち帰った架川。
鑑識の仁科にそのウエイトを調べてもらいますが空振りに終わりました。
被害者のみちるはセレブ志向高めの傲慢なタイプでした。
みちると一緒にパーティーに参加していた女性たちが働くキャバクラへ聞き込みに行く架川たち。
髪を黒く染めみちる死を悼み、しっかり生きようと涙を流します。
なぜかつられて、犯人が許せないともらい泣きする水木。
しかし、さすが元演劇部の水木は、彼女たちが?泣きだったことを見抜きます。
張り込みを指示された水木は、送迎ドライバーがキャストとキスをするのを目撃します。
架川はこの御法度を利用して何かを聞き出せと水木をあおるのです。
まんまと乗せられキャストのふりをして山田の車に乗り込む水木。
実はみちると3人のキャバ嬢が新見を奪い合っていたことがわかります。
あれから自分の正体のことを言ってこない架川が気になる蓮見。
お互いの目的を達成するために協力することにします。
しかし、蓮見のなりすましの理由によっては、刺し違える覚悟でいくと架川は言います。
ホームセンターの商品棚越しに誰かと話している蓮見。
架川と手を組むことを報告すると、簡単に信用しすぎるなと忠告を受けます。
蓮見はこの人物と共に、10年越しの計画を実行するためになりすましていたのです。
爆誕祭で新見に近づく作戦を立てていたと言う3人のキャバ嬢。
しかし、みちるが泥酔したことでその作戦は頓挫し、深夜1時過ぎに家まで連れて帰ったと言います。
その証言通り、エレベーターに乗る4人の姿が確認できました。
防犯カメラの映像をずっと調べていた蓮見は、度々住民と揉めるみちるの様子を見つけます。
みちるを恨んでいた可能性が浮上し話を聞きますが、車に「アホ女が乗っています」と張り紙をしただけだと言います。
ただ、エレベーターの映像ではしゃいでいたキャバ嬢たちが、車に乗る時は静かだったと証言してくれたのです。
仁科がキャバ嬢たちの車を調べると、ウエイトを置いたとみられるへこみを発見します。
妊娠したと嘘をつき言い寄ろうとしたみちるに激怒した新見はみちると言い合いになりました。
揉み合ううちに、近くにあったウエイトでみちるの頭を殴ったのです。
それを見ていたキャバ嬢たちが、死んでいると思ったみちるを連れ出したのですが…。
みちるがまだ生きていると知り、同じところを再び殴って殺したと白状します。
キャバ嬢たちの狙いは新見自身ではなく、新見に財産を貢がせることでした。
この事件で、他人と比べた幸せのために殺人を犯したキャバ嬢たちを見て、犯罪者の気持ちは分かりたくないと話す架川。
しかし、蓮見は「分かりたくないけど知りたい、どんな気持ちで人を18回も刺せると思います…」とつぶやくのでした。
【警視庁アウトサイダー】第2話あらすじ 感想・気になる所
水木が入ってきてからぐっとコミカル度がアップしましたね!
世代間ギャップがうまくハメ込まれているから、かなりツボっちゃいました♪
現在の犯罪ってこんな感じで身近に起きる可能性があるのかなってちょっぴり怖くなるストーリーでした。
新見が好きだからって気持ちからならまだ少しは理解できるけど、新見を財布としか考えていないキャバ嬢たちが怖かったです。
小出しにされている蓮見の謎が気になって仕方がありません!
きっと、架川の手にも簡単には負えない大きな事件のような気がします。
なんだかんだいいながらも、架川と蓮見は息ぴったりでいい感じですよね。
これから、水木をアクセントにどんなバディになっていくのか楽しみです♪
【警視庁アウトサイダー】第3話あらすじ(ネタバレ)1月19日(木)放送
【警視庁アウトサイダー】第3話あらすじ(ネタバレ)紹介
【警視庁アウトサイダー】第3話あらすじ(ネタバレ)紹介です。
蓮見からどんな精神状態なら18か所も人を刺せると思うかと聞かれたことを藤原に伝える架川。
藤原は信濃一家の件で世話になっている長野県警の知り合いに聞いてみると言います。
ある男は高級レストランで食事を共にしている女性にアリの話を熱く語っていました。
女性は従順であればいいと話し、僕の子供を産ませてあげると言うのです。
そんな話を聞きながらワインを飲んでいた女性は、急にふらつき倒れてしまうのでした。
帰宅中の水木は、小さな女の子が街を1人で歩いているのを見かけます。
その女の子・凛は、突然、母親の加奈子がいなくなったと言います。
最近、若い女性が失踪する事件が、2件起きていることから事件性を疑う水木。
しかし、課長の矢上は思い込みで捜査をしてはいけないと水木を諭しました。
それでも気になる水木は架川を連れて、凛の家を見に行くことにします。
ゲームばかりしている凛に、目が悪くなると架川が伝えると「それってあなたの主観ですよね」と大人びた口調で反発されます。
加奈子の勤め先に話を聞きに行くと、独身のふりをしてマッチングアプリを初めていたことがわかりました。
これで2件の失踪事件と加奈子のことが繋がる可能性が出てきました。
1人目の失踪者がマッチングアプリで会った相手に見せられたと話していた動画と、凛が口にしたあの言葉が同じだと気づく水木。
その動画の発信者の人類総帥を調べるも空振りに終わります。
水木は犯人に近づくために、失踪した女性の特徴を真似た髪型で潜入捜査を開始します。
架川と蓮見もそれぞれの着眼点から、犯人にアプローチしていました。
怪しいと睨んだ生物学者の山野井の家を訪ねる蓮見たち。
山野井は水木と2人ならここで話をすると言います。
蓮見は危険だと水木を止めますが、いざとなれば元演劇部の実力で山野井を落として見せると1人で会うことを決める水木。
水木は山野井の部屋で凛が持っていたものと同じビーズを発見します。
色仕掛けで山野井をレストランへと誘います。
ビーズに指紋はないものの同じ商品だと判明しました。
しかし、それだけでは踏み込めないと課長の矢上に言われてしまいます。
この状況でも小さな子を助けられないのなら、なんのために警察はあるのかと憤る水木。
そんな水木のために、刑事課のみんなは一芝居打ちます。
課長の矢上も渋々ながらその一芝居に乗り、山野井の家を調べられることになりました。
水木が山野井をレストランに誘い出している間に、監禁されているはずの3人の女性を探します。
しかし、女性たちの姿はどこにありません…。
そんな中、かかと半分だけの足跡を見つけた仁科は、そこに隠し扉があると気づきます。
扉の向こうの3人の女性を無事に保護することができた架川。
その知らせを聞いた水木は、柔道の大技の山嵐で山野井を投げ飛ばし、あっという間に逮捕しました。
架川に自分の正体が梶間優人の息子の直人だと明かした蓮見。
冤罪の心労で母親が亡くなったことや、父親からこの事件を追うなといわれたことを架川に伝えます。
まだ見えない敵をあぶり出すためには、架川に正体を明かしておいた方がいいと考えたのです。
父親の梶間優人の無実を証明できたら自首する覚悟だと架川に打ち明ける蓮見でした。
【警視庁アウトサイダー】第3話あらすじ 感想・気になる所
まさかのシン・エースの誕生でしたね!
身勝手な思想で女性を食いものにしていた山野井を、水木が投げ飛ばした時はスカッとしました!
あんなにやる気のなかった水木が、凛ちゃんのために拳を握るシーンはカッコよかったです。
やっぱり、水木には父親の有働が言っていた「自分の正義」があるのだと確信しました。
これからますます活躍してくれそうだから楽しみですね♪
エースの蓮見とシン・エースの水木のコラボは、きっと凸凹コンビになりそうですがいい味出してくれそうです!
蓮見の正体を知った架川が、どう蓮見の力になっていくのかに注目したいと思います。
やっぱり水木の父親の有働が、梶間優人の事件に大きく関わってそうですよね…。
水木の悲しむ顔は見たくないから、どうか違う展開になりますように…そう願うばかりです!
【警視庁アウトサイダー】第4話あらすじ(ネタバレ)1月26日(木)放送
【警視庁アウトサイダー】第4話あらすじ(ネタバレ)紹介
【警視庁アウトサイダー】第4話あらすじ(ネタバレ)紹介です。
警視庁の生活安全部の参事官だった黒石が遺体で発見されます。
エリートコースを順調に歩んでいた黒石は、少し前に若い女性との不倫が週刊誌に載ったことで依願退職をしたばかりでした。
架川の元上司でもあった黒石は、鷲見組のガサ入れとき、架川に刑事の本質を教えてくれるような信頼できる先輩でもありました。
そんな黒石が自殺したとはどうしても思えない架川。
藤原が黒石の別れた奥さんを連れてきました。
その奥さんから、黒石が残した遺書を受け取る架川は、やはり黒石が嵌められたのだと知ります。
蓮見の力を借りて、黒石の死の真相を探る架川。
鑑識の仁科に再度調べてもらいますが、自殺という鑑定は変わりませんでした。
架川は黒石を自殺に追い込んだ奴が必ずいると言います。
蓮見は、このタイミングで水木が刑事課に異動したことから、有働の差し金で自分を調べているのではと疑います。
藤原は蓮見の帰りを家の前で待っていました。
蓮見の正体を知っているが、口外しないことを約束します。
そして、架川のことを喜ばない人間がこの世界にいると話し、架川を頼むと頭を下げる藤原でした。
敵の敵は味方という架川らしい理論の元、鷲見組と対立する一途会の最高顧問の手嶌に会いに行きます。
架川は手嶌に黒石のことを話しますが、黒石の出世は鷲見組の脅威になるとは思えないと言います。
すかさず、もし組対に鷲見組の犬がいたとしたらと推測する蓮見。
手嶌は刑事にしておくのはもったいないと蓮見に伝えます。
その犬を教えて欲しいと頼む架川に、新宿の闇カジノの情報をとってくれば人肌脱ぐと伝える手嶌。
情報を掴んだ蓮見は手嶌の元を訪れます。
死ぬことは怖くないが困ると言ってのける蓮見のオーラに、犬が現れる場所を教える手嶌でした。
手嶌に教えられた倉庫に現れたのは、なんと藤原でした。
藤原の娘の麻里のひき逃げの事実を知った船津から、揉み消すかわりに邪魔な黒石を始末するよう言われた藤原
黒石の件が終わると、次は組対の情報を流せと鷲見組から言われ、そのせいでロシアマフィアと鷲見組に摘発は失敗に終わったと話します。
藤原は家族を守るために、自分のことを慕う架川を切り捨てていたのです。
黒石の件を暴いた架川を褒めた後、これから出頭してすべてをぶちまけるという藤原。
藤原は娘にずっと伝えたかった言葉を今も信頼している架川に伝えます。
ずっと家族と正義どちらを守るかで揺れていた藤原が選んだのは、家族を守るための正義でした。
架川のボールペンと自分のボールペンが入れ替わっていることに気づいた水木。
録音されている蓮見と架川の会話から、蓮見の正体を知ってしまうのです。
信濃一家を調べるうちに、10年前の事件のある人物が浮かんだと架川に電話で伝える藤原。
その名前は「折原」、そう藤原が架川に伝えた瞬間、藤原は胸を撃たれて倒れてしまいます。
藤原を撃った男は、電話の向こうで藤原の名前を呼ぶ架川に「これ以上踏み込むな」と冷たく伝えるのでした。
【警視庁アウトサイダー】第4話あらすじ 感想・気になる所
架川が兄のように慕っていた藤原が、まさか鷲見組の犬だったとは…。
家族を守るためとはいえ、藤原のやったことを知った架川はやるせない気持ちになったと思います。
それでも、藤原に尊敬できる先輩でいて欲しいという、架川の気持ちが伝わってきて切なかったです。
架川に暴かれたことで、やっと目を覚ました藤原だったのにここで撃たれちゃうなんて無念すぎますよ…。
そんな藤原の無念をこれから全力で晴らしてくれるのが架川だと信じています。
ここからがアウトサイダーの本領発揮ですね!
蓮見の正体を知ってしまった水木が、ここからどう絡んでいくのか楽しみです♪
シン・エースモードの水木がたくさん見られるかもしれませんね!
【警視庁アウトサイダー】第5話あらすじ(ネタバレ)2月2日(木)放送
【警視庁アウトサイダー】第5話あらすじ(ネタバレ)紹介
蓮見が刑事になりすまして、父親の冤罪を晴らそうとしていることを知った水木。
信濃一家の折原大吾が失踪していることを、架川に伝えようとしたところで何者かに撃たれ藤原は命を落とします。
架川は折原大吾のことを明るみにしたくない人物がいると睨みます。
その折原大吾は蓮見にとっても特別な存在でした。
当時、蓮見の父親の梶間優人と同じ長野県警の会計係長だった折原大吾。
その折原の嘘の証言でのせいで、無実の優人がホステス殺しの容疑をかけられたのです。
折原が何かを握っていると動き出そうとした矢先に、死後5年位が経過した男性の白骨死体が見つかります。
その男は、暴力団「仁英組」の構成員の楠木と判明します。
亡くなる前の楠木は足を洗うために、元暴力団員で更生して清掃会社を営む小松崎に相談していたことをつかんだ架川たち。
楠木のことを調べていくうちに、その行動に矛盾を隠せなくなる蓮見。
本当に更生したかったのか、それとも組でのし上がりたかったのか、ただ金が欲しかったのか…。
自分のボールペンと水木のボールペンが入れ替わっていたことに気づいた架川。
水木に蓮見の正体がバレているのではと蓮見と架川は焦ります。
恐る恐る水木に尋ねてみると、蓮見の正体を知ったことは認めますが、この件はノータッチでいくと言います。
鳩が豆鉄砲を食ったような表情の蓮見と架川を連れて、エステに聞き込みに行く水木。
エステで楠木が電話をかけた相手は、間違いなく小松崎でした。
しかし、小松崎はそのことを認めようとしません。
小松崎は玉田と契を交わす仲でした。
よかれと思い小松崎の清掃会社をメディアに売り込む楠本でしたが、そのせいで批判を受けた小松崎は経営難に追い込まれていました。
会社を守るために玉田から資金援助を受けていた小松崎。
その見返りに小松崎が何かを頼まれていたのではと考える架川たちでした。
一途会の最高顧問の手嶌に会いに行く架川と蓮見は、上納金で揉めていた玉田が小松崎に土方を狙わせたことを聞きます。
小松崎を問い詰めると、その時に楠本から電話がかかってきたことを打ち明けます。
電話に驚いた小松崎は、土方の襲撃を失敗しスマホを落として逃げたと話します
小松崎が落としたスマホの行方を追う水木は、ここにあるもの全てに意味があるという環七のウサインボルトを思い出します。
ゴミ屋敷だと思っていたその家から、なんと小松崎のスマホが見つかるのでした。
スマホにのこされた楠木のメッセージを聞き大粒の涙を流している小松崎。
そこには、小松崎がいればみんながやり直せる、希望の星だと残されていたのです。
楠木の事件が解決した架川と蓮見は、信濃一家と関わりのある小浜美代子の店を訪れていました。
いつになく熱くなり美代子を追及する蓮見を止めて店を出る架川。
美代子はすぐに架川たちが来たことを、信濃一家の当麻組長に伝えます。
しかし、その直後に半グレに店を放火された美代子。
一命は取り留めたものの重症を負い入院していました。
【警視庁アウトサイダー】第5話あらすじ 感想・気になる所
蓮見の父親の冤罪と藤原の死が折原大吾で繋がっていたとは…。
ただ、その折原大吾がどう関わっていたのかはまだまだ謎のようですね…。
一気に過去の事件が動きそうで、胸がざわざわしちゃいました。
まさか、環七のウサインボルトのあのゴミ屋敷に小松崎のスマホがあるとは思いませんでした。
「ここにある全てのものに意味がある」という言葉がここで生きてくるとは驚かされました!
水木じゃなきゃ、あのスマホを見つけることはできなかったと思います!
そんな水木がどこまでも矢上課長を疑うところには笑ってしまいました♪
存在感薄めな矢上課長ですが、ちょいちょい見せる水木との絡みがツボだったりします。
なんだかんだとアウトサイダーな3人に優しい刑事課が素敵です♪
【警視庁アウトサイダー】第6話あらすじ(ネタバレ)2月9日(木)放送
【警視庁アウトサイダー】第6話あらすじ(ネタバレ)紹介
蓮見のなりすましをバックアップしていたのは羽村だと知った架川。
18年前に東大受験に2度失敗し、生きる意味がわからなくなっていた羽村は橋から飛び降りよとしていました。
それを止めたのが蓮見の父である梶間優人だったのです。
その時、優人と一緒にいた蓮見(直人)も羽村の足を引っ張り止めたことで、2人は本当の兄妹のように同じ時間を過ごしていました。
羽村が警察官になったのも梶間優人の影響でした。
命の恩人で人生の目標でもあった梶間優人の冤罪を晴らすために、蓮見の手助けをしていた羽村。
このことを架川に打ち明け、力になって欲しいと頼むのでした。
看護師の女性が歩道橋から突き落とされた事件を追う蓮見と水木。
その女性がアニメのカードを握っていたことから調べを進めようとします。
しかし、被害者の娘のアニメには興味がなかったという証言から捜査は行き詰っていました。
被害者の病室にやってきた男性は白戸と名乗り、看護師として働く被害者に命を救われたと言います。
署に戻った水木は白戸が犯人だと自信たっぷりに蓮見に伝えます。
しかし、それはテレビ朝日の刑事ドラマのありがちな設定だからという根拠からでした。
蓮見はテレビの刑事ドラマで勉強なんかしちゃダメだと言い、特にテレ朝はダメだと水木に伝えます。
被害者のスマホを調べていると、アニメに興味がないはずなのにアニメフェスの検索履歴を見つけます。
そして、半年前に起きたアニメファンが殺された事件を調べていた痕跡も見つかりました。
なぜ、被害者がこの事件を調べていたのか気になる水木たち。
仁科の鑑定により被害者が握りしめていたアクリルキーホルダーが偽物だと判明します。
これが入手困難なレアアイテムだと仁科から聞いた水木は、被害者が偽物に気づき売人と揉めたのではと推理しました。
その売人を探すためにファンたちが集う会場にやってきた蓮見と水木。
しかし、どんなに聞いても誰一人、偽物の売人について答えてくれません。
その頃、有給で春蘭市を訪れていた架川。
蓮見の父親である梶間優人が冤罪をかけられている、ホステス殺しを調べるためでした。
コフレという店にやってきた架川は、マスターに放火事件で入院している小浜美代子について尋ねます。
ホステス殺し事件の後に、殺されたチカと梶間優人が愛人関係にあったとキャスト全員が証言したことに違和感を覚えたと話すマスター。
口裏を合わせが出来るのは、美代子の後にママになった田並しかいないと言います。
田並を探し出しますが、真実を伝える代わりにキャストを探して欲しいと交換条件を出される架川。
再び、アニメファンが集う場所へとやってきた蓮見。
水木が連れてきたアニメファンの警務課の米光のコスプレ「こめびかり様」のおかげでファンから売人情報を掴みます。
調べていくとその売人が、チカの息子の歌川涼牙だとわかりました。
被害者の病室で再び白戸に会った水木は、白戸の指に塗料がついていたのが気になります。
職業を尋ねると、看板屋で働いているといいますが、まだ仕事復帰はしていないという白戸。
その頃、キャストの行方を捜していた架川は、副総監の有働の姿を見かけます。
蓮見はというと、人気アニメのアクリルキーホルダーの偽物の売人として涼牙をおさえていました。
鷲見組との関連はなく、ネットの闇バイトで売人をしていた涼牙にはアリバイがあり容疑者から消えます。
涼牙の元を立ち去る蓮見は「梶間刑事は本気で君を更生させようとしていた」告げ立ち去るのでした。
指の塗料から白戸が突き落とした犯人だと睨んだ水木は、白戸に病室にきている理由を尋ねます。
突然、松葉杖を外して襲い掛かる白戸に捕まってしまう水木。
半年前のアニメファン殺人事件の犯人はこの白戸でした。
偽物だと指摘したファンを殺害、その後にバイク事故を起こしこの病院に運ばれてきた白戸。
自暴自棄になり被害者の看護師に殺人のことを全て話していました。
どうせ死ぬと思って看護師に話したのに助かってしまった白戸は、その看護師から事件が発覚するのを恐れて歩道橋から突き落としたのです。
水木を助けにきた蓮見は、看護師は白戸に自首して欲しかったからすぐに通報しなかったと伝えました。
その言葉に観念してナイフを手から落とす白戸でした。
水木は蓮見に、自分もホステス殺しの事件の真相を知りたいと伝えます。
事件が起きた当時、春蘭市に住んでいたことを打ち明ける水木。
そんな中、架川は背後から迫る男にスタンガンで襲われてしまいます。
蓮見も仁科も架川に電話をかけますが繋がりません。
それもそのはず、架川は藤原を殺した男に捕らわれ、どこかの倉庫に監禁されていたのです。
【警視庁アウトサイダー】第6話あらすじ 感想・気になる所
やっぱり信濃一家の当麻がチカの事件には大きく絡んでいそうですね。
最大のピンチを迎えている架川が、どうやってこのピンチを脱するのか気になります。
点と点がどんどん繋がっている感じにワクワクが止まりません。
いよいよ水木もチカの事件に関わることになりそうですね。
でも、それが水木にとって辛いものになりそうだから胸が痛みます。
こんなシリアスな展開の中でも、しっかりとマスターとのカラオケ対決みたいなシーンを入れてくるこのドラマ。
みんなの心をくすぐる要素を、時には静かにそして時には大胆に入れてきてくれるから最高です!
なんだかんだで、テレ朝の刑事ドラマで勉強した水木の犯人の見立てが当たっていたのもよかったですね♪
来週が待ち遠しくてたまりません!
【警視庁アウトサイダー】第7話あらすじ(ネタバレ)2月16日(木)放送
【警視庁アウトサイダー】第7話あらすじ(ネタバレ)紹介
【警視庁アウトサイダー】第7話あらすじ 感想・気になる所
【警視庁アウトサイダー】第8話あらすじ(ネタバレ)2月23日(木)放送
【警視庁アウトサイダー】第8話あらすじ(ネタバレ)紹介
【警視庁アウトサイダー】第8話あらすじ(ネタバレ)紹介です。
折原大吾にたどり着いた藤原が殺されたのは、10年前の事件と関係があると睨む架川と蓮見。
その頃、水木は父親の有働弘樹と小山内が写る映像10年前の映像を見ていました。
交番勤務になった水木は、夜勤明けに古巣の刑事課を訪れます。
自分のことをシンエースと自負する水木は、10年前の事件の真相を掴みかけていたのです。
水木には刑事の素質があると見込んでいる架川は、10年前の事件を水木に話すよう蓮見に言いました。
ホワイトボードを囲み、10年前の事件から藤原の死までの相関図を整理する3人。
愛人だった当麻が歌川チカを殺した線が濃厚だという結論に達します。
そして、折原大吾に偽証させるには、上からの圧力が必要だったはずだと考えました。
水木はホワイトボードの隅に、本部長・有働弘樹と書き足します。
もし、10年前の事件に父親が関与しているなら、許されることではないと神妙な面持ちで話すのでした。
多額の借金を抱えていた折原が「落葉ビジネス」で返済したと調べた蓮見。
その「落葉ビジネス」を詳しく調べていた架川は、落葉を購入していたバーの店員に話を聞きに行きます。
バーの店員から、折原大吾と当麻が繋がっていたことを聞き出す架川。
その頃、小山内は鷲見組の事務所に出入りする写真を押さえられた記事の釈明会見をしていました。
それを見ていた当麻は、すぐに架川を消すように部下に指示をします。
しかし、架川に見つかって揉みあいになり、自分が持っていたナイフで架川に刺されてしまう部下。
死にたくないと真相を明かす部下から、藤原が自分のために折原大吾を追っていたことを知ります。
家族のためとはいえ鷲見組の犬に成り下がったことを悔やんでいた藤原。
自分を慕う架川が追っている事件を探ることが、藤原にできる最後の正義だったのです。
架折原大吾がチカ殺しに絡んでいると気づいた藤原が、当麻の指示で殺されたとわかる架川でした。
チカの息子に会いに行った水木は、この前見つけた映像を息子に見せそこに映る女性がチカか確かめます。
最初は素っ気ない態度でしたが、水木に心を許した息子はチカに間違えないと答えました。
そして、そこに映る小山内の父親を知っていると話します。
当麻の指示である写真を持って、脅しに行ったことがあると言うのです。
当麻の事務所に行った架川と蓮見は、折原大吾と藤原の死について追及します。
それをあっさり認める当麻、しかしチカ殺しは自分ではないと婚姻届を2人に見せました。
当麻はチカを心から愛していて、もしチカが殺されなければ結婚するつもりだったのです。
婚姻届だけではチカを殺していない証拠にはならないという蓮見に、当麻は真犯人を知っていると伝えます。
折原大吾・藤原殺しとマネーロンダリングの証拠と引き換えに、真犯人を教えるという当麻。
しかし、架川と蓮見はヤクザには貸しを作らないといい、その場で当麻を逮捕しました。
当麻の逮捕に焦る小山内の様子を見た有働は、これ以上は架川を野放しにできないと動きます。
小山内の事務所を訪れる架川は、一気に10年前の事件の真相にせまります。
当麻からチカとの2ショット写真で脅され多額の金を渡していた小山内。
架川は、そんなスキャンダル写真に小山内が多額の金を払ったことを知り、事件の真相にたどり着いていました。小山内にチカ殺しの犯人はお前だと伝えた瞬間、架川は当麻の部下の殺人未遂容疑で逮捕されそうになります。
有働の企みで殺人未遂で追われることになった架川が必死に逃げている頃、入院中の小浜三代子はテレビの声に耳を傾けます。
そこから聞こえてくる小山内の声に10年前記憶が蘇る三代子。
あの時、チカの部屋から聞こえてきたのは、小山内声だったと確信するのでした。
警察官だった頃にチカと出会った小山内は、チカを通して鷲見組の情報を掴み何度か手柄を上げていました。
しかし、チカとの関係でゆすられたことで、チカに騙されていると父親から言われた小山内。
真相を確かめに行った小山内は、チカが自分を愛していなかったと知りカッとなって殺してまったのです。
架川が追われる中、いよいよ10年前の事件の核心に迫ろうとする蓮見は水木に協力を求めます。
ですが、今でも父親を想っている母親のために、もう事件には関わらないという水木。
蓮見はそんな水木を責めるとなく、今まで協力に感謝を伝え交番去って行きました。
こうすると決めた自分の判断が果たして正しかったか、水木は自分に問いかけているのでした。
【警視庁アウトサイダー】第8話あらすじ 感想・気になる所
いよいよ真相にたどり着くというタイミングで、架川が追われることになるなんて…。
副総監の有働が絶対に圧力をかけてくるのは目に見えていましたが、やっぱり腹が立ちました。
架川が認めるほどの刑事の素質を持つ水木なのに、ここにきて自分の正義を捨てようとする姿がもどかしくてたまりませんでした。
大切な家族のためだとは言え、藤原と同じ過ちは犯して欲しくないと思います。
予告で架川が言っていたセリフがとても気になりました…。
思っていた結末とは違うって、一体どういうことなのでしょうか?
いよいよ、来週が最終回ですね!
きっと最終回のラストシーンでは、架川と蓮見、そして水木のスリーショットで笑わせてくれるものになると信じています!
【警視庁アウトサイダー】最終回第9話あらすじ(ネタバレ)3月2日(木)放送
【警視庁アウトサイダー】最終回第9話あらすじ(ネタバレ)紹介
【警視庁アウトサイダー】最終回第9話あらすじ(ネタバレ)紹介です。
殺人の容疑で追われ身動きの出来ない状況の架川。
警察の威信にかけて架川を探せという、課長の矢上の号令で一斉に署を飛び出す刑事課のみんな。
居酒屋龍宮城に隠れていた架川は、一途会の奴らに見つかり手嶌の元に連れてこられます。
そこで手嶌と将棋を指していたのは蓮見でした。
書類を片手に刑事課を飛び出し、鷲見組の敵対組織である一途会最高顧問の手嶌の元へと向かった蓮見。
鷲見組のマネーロンダリングの証拠と引き換えに、架川を匿ってもらうよう頼んでいたのです。
副総監の有働が本格的に動き出したこと、水木がこの件から降りたことを架川に伝える蓮見。
どんなに厳しい状況になっても自分の家族を取り戻すと言う蓮見を、熱いまなざしで見つめる架川でした。
その頃、水木は交番勤務をしながら悶々とした気持ちでいました。
自分の正義を貫きたい気持ちを、母のためにも父親を守りたい気持ちが上回り動けなくなった水木。
自殺未遂をした小山内の妻・響子は退院した足で、結婚式を挙げた教会に向かいます。
そこで、小山内に「あなたのためならなんだってできる」と、あらためて決意を固めた表情で伝える響子。
しかし、小山内は「何もしなくていいんだよ」と響子に優しく伝えるのでした。
蓮見が梶間優人の息子の直人だと気づいた有働副総監は、蓮見を架川の共犯で明日にも指名手配すると言います。
それを聞いた小山内は1人で蓮見の家を尋ねました。
この件から手を引けば架川と羽村を無罪放免にし、チカ殺しは折原大吾の仕業にして梶間優人を釈放すると蓮見に伝えます。
明日の12時までに答えを出せと小山内に言われた蓮見は、みんなの顔を思い浮かべていました。
一途会に向かうと架川の隣に水木が座っていることに驚く蓮見。
どうしてここに水木がいるのか尋ねますが、水木はわからないから話にきたと答えます。
小山内とのやり取りを2人に打ち明けた蓮見は、ここで手を引くと言い出しました。
蓮見は小山内の要求に従い架川や羽村、父親を救う道を選ぼうとしたのです。
そうすれば、水木の父親である有働が捕まることもありません。
しかし、架川は藤原と黒石の弔い合戦でもあるこの戦いを止めないと言います。
「間違ったらごめんなさいだろ」という架川の言葉に心を揺さぶられシン・エースモードに突入する水木。
みんなでとにかく考えて、明日の12までにこの10年をひっくり返すことにしました。
部屋に戻った蓮見は、今まで何度も見てきたはずの証拠写真から一つの違和感に気づきました。
もう一度、チカの息子の涼牙に会った水木は、涼牙が事件現場から2枚のオセロを持ち出していたことにたどり着きます。
オセロの石は全部で64枚、それとは別に予備が2枚あるはずだと考えた蓮見。
その読みは見事に的中し、決定的とも言える10年前の事件の物的証拠を掴むのでした。
小山内のいう12時まであと30分と迫る中、急ぎ鑑識の仁科に鑑定を頼む架川たち。
架川は有働に電話をかけ突き止めた事件の真相を伝え、水木の待つ桜田門口に向かわせます。
蓮見もこの10年に決着をつけるため、小山内と対峙していました。
予想外の鑑定結果に驚きを隠せない仁科と架川。
架川は急いでその鑑定から、小山内の妻・響子の指紋が出たと水木に連絡します。
桜田門口で待っていた水木の姿は、娘ではなく1人の警察官だと気づき観念した有働。
下の名前ではなく「水木巡査」と呼び、「君は君の正義を貫け」と手を差し出します。
手錠をかけた後に有働の胸で号泣する水木。
一瞬ためらう水木の背中を押したのは、父親の有働でした。
最後まで自分の犯行だと妻をかばう小山内に、俺たちは真実を知りたいと心の叫びを言葉にした架川。
その頃すでに、梅林と野本が響子の元へと向かっていました。
玄関に崩れ落ちチカ殺しを認めた響子。
自分にはない強さを持っているチカを見て、小山内を守るためにとった行動がチカ殺しでした。
何度も何度もチカを刺したのは憎しみや恨みではなく、自分の方が小山内を愛していると証明したかったと泣き崩れる響子。
チカが少しも小山内を愛していなかったことを、響子が知る由はありませんでした。
やっと写真の藤原と杯を交わすことができた架川はマル暴担当へ復帰します。
水木もやっと始末書を課長へ提出し、刑事課に戻れることになりました。
蓮見はというと、これから自首して梶間直人に戻るといいます。
所轄なんてと思っていた架川でしたが、蓮見と水木と共に事件が解決できたことが嬉しくてたまりませんでした。
水木は「桜町中央署のことは気にせず、腐らずやれ」と架川の言葉を借りて蓮見に伝えます。
架川もまた「蓮見でも梶間でも、お前はお前だ」と架川らしい言葉を蓮見にかけました。
そして、水木にも「お前も腐らずやれ」と伝える架川。
3人は後ろ歩きでいつもの缶コーヒーを飲みながら、別々の道を歩いてゆくのでした。
【警視庁アウトサイダー】最終回第9話あらすじ 感想・気になる所
架川と蓮見、そして水木の絆に胸が熱くなる最終回でした。
それぞれのドラマがしっかりとラストまで描かれていて最高でした!
チカを愛していた小山内のために、響子がチカを何度も刺したのが切なくて涙が出そうになりました…。
ずっと小山内が犯人だと思っていた私には、衝撃の真犯人でした。
水木が有働と向き合うシーンの切なさもたまりませんでしたね…。
手錠をかけるシーンでは水木と一緒に号泣してしまいました。
シリアスなシーンの中にも、クスっと笑えるタイミングがちょいちょい入れてあるのがよかったです♪
セリフの中身も面白いのはもちろんですが、何よりも西島秀俊さんと濱田岳さん、上白石萌歌さんの間のとり方が素晴らしくて最高でした!
ぜひ、この顔ぶれで続編を作ってくれることを期待します♪