着飾る恋は卒業のはずが……
真柴くるみ(川口春奈)は輸入雑貨企業el Arco Irisの広報担当。
憧れの社長・葉山祥吾(向井理)のために、私生活を犠牲にしてSNSのインフルエンサーとして活動してきた。
しかし、SNSの登録者数が10万人を突破したときに、葉山は突如、社長を辞任して失踪してしまう。
くるみは目標と目的を失い喪失感にとらわれるが、料理人でシェアハウスの同居人・藤野駿(横浜流星)が寄り添ったことで、元気を取り戻した。
インフルエンサーとして盛っていた生活からじょじょに脱し、本来の素朴な性格に戻っていく。
くるみと駿はお互いに惹かれあっていくものの、駿は今一歩恋に踏み出せない。
無意識だがくるみの中にはまだ葉山がいるのだ。
くるみは偶然葉山と再会する。
海外にいた葉山は日本に戻っていたのだ。
翌朝、駿の部屋に葉山も寝ていた。
葉山も加えた6人の生活が始まる。
社長と同居生活はじまる
葉山は経営危機に陥ったトルコの会社を救うために、出資者の反対を押し切って、社長を辞任し、単独で出資をした。
そして、単独でトルコに渡ったが、旅先でスーツケースをまるごと盗難にあい、あえなく日本に戻ってくることに。
葉山が気に入ったスペインの料理店は駿が修行したレストランだった。
そこで2人は意気投合。
くるみが以前好きだった社長との同居に、嫉妬しない駿にくるみは不満を覚えた。
葉山も1人で海外にいるときに荷物を送ろうと思ったのは真柴だった。
葉山が帰ってきて、仕事も前と同じように楽しくなってきたくるみは後輩の秋葉亮(高橋文哉)も笑顔が戻ってきたという。
駿にも変化が……
寺井陽人(丸山隆平)はいつもはつれない羽瀬彩夏(中村アン)から絵のモデルになって欲しいと頼まれる。
絵のモデルが終わったあとは、いつものツンに戻った羽瀬だったが、洗濯場で一緒になったときにすれ違いざまにキスをされてしまう。
陽人はそのキスの意味が分からず戸惑う。
早乙女香子(夏川結衣)は打ち合わせ先で偶然駿が経営していた店と同じ名前の店を見かける。
駿の元カノの福本葉菜(山本千尋)は、駿がやる気になったときのために、違う場所で店を継続していたのだ。
葉山も駿の才能を惜しんで、もう1度店をさせて成功してもらいたいと、アドバイスをしようとするが、駿はかたくなに拒否をする。
陽人によると、駿はずっと大事なものを手放してきたという。
店、恋人、今度はくるみが大事なものになると、自分から離れてしまう。
駿がミニマリストになったのは失うのが恐いからだった。
一方、葉山はいつかのために今動くという。
葉山はくるみのいつかはいつ来るんだ?
という問いかけに、海外に旅立った。
去る者は追わない駿はくるみが葉山についていくべきだと言う。
くるみは駿の唇を押さえて、好きなのは駿だと伝える。
駿は夕方になって寒くなった屋上で1つのシーツにくるまって過ごした。
くるみ地元へ帰る
くるみは気になったランプを買い付けるために、母・すみれ(工藤夕貴)の暮らす地元・初島に戻ってきた。
そこへなぜか葉山が現れる。
葉山と駿の間でくるみの心は揺れてしまう。