ハコヅメ~たたかう交番女子~特別編①:あらすじ&ネタバレ
今回の記事ではハコヅメ特別編①のあらすじを紹介。
1話と2話の総集編に加え、新撮シーンを交えたオリジナル編成。
町山署刑事課内を舞台に、刑事たちの心の声を交えながら物語がはじまる。
絶対7時に帰る
PM6時・町山署の刑事たちは捜査本部の片付けをしていた。
天性の人たらしと呼ばれる特殊能力を持つ刑事・源誠二(三浦翔平)は「拝啓、親父-」と心の声を漏らしはじめる。
子どもの頃から駐在所で働く父親の背中を見て育った源。
人の心を掴むのが上手かった父親の真似をしていたら、取り調べの腕を上げていったようだ。
源のスマホに知り合いのチカから、友達と飲んでいるから来ないかと連絡が入る。
1時間後7時に待ち合わせをし、残りの報告書に熱を燃やす。
係長・北条保(平山祐介)は「拝啓、愛する家族へー」と心の声を漏らす。
何日も留守にしていることを反省するも、妻も子供たちも自分がいない方がのびのびしているだろうとこぼす。
唯一、自分を待ってくれているのは愛犬のラブちゃんだけだと、机に飾られた愛犬の写真に鼻の下を伸ばしていた。
本部の片付けを終え帰ってきた牧高美和(西野七瀬)と鈴木敦(渕野右登)。
鈴木は報告書を整理しながら隣の席の牧高を見つめ「拝啓、ばあちゃん―」と心の声を漏らす。
最近、ペアを組んでいる牧高のことが気になってしょうがない鈴木。
しかし牧高は何を考えているか読めないため、距離を縮めるべく仕事終わりに猫カフェに誘うことを決意する。
真剣な顔でパソコンに向かい報告書を書く牧高は「拝啓、司馬遼太郎先生-」と心の声を漏らす。
司馬の書いた新選組に憧れて警察官になった牧高。
今日は、大好きな新選組・斉藤一の限定フィギュアが数量限定で販売するため、何としても報告書を仕上げて手に入れようと集中していた。
タイムリミット
北条は連日続く事件の疲労を心配し、今日仕事が終わったらみんなで飲みに行こうと誘うことにした。
なぜかいつも以上に気合を入れて報告書を仕上げようとするみんなの姿に「もしかして、みんな飲みに行きたいのでは?」と嬉しくなる。
しかし、いきなり誘うのも気まずく世間話を振ってきっかけを作ることに。
一方、牧高の機嫌がいいことを見計らって机から猫カフェのチラシを取り出す鈴木。
しかしデスクのコーヒーをこぼし、周りの書類を散乱させてしまった。
もしかして、飲みに行きたくないからわざとやったのか?と疑う北条。
鈴木は迷惑をかけたお詫びに、みんなに飲み物を買って戻ってきた。
しかし買ってきたジュースはなぜか全部野菜ジュースだった。
なぜ全部野菜ジュース?と問う牧高に「だって牧高さんこれお好きじゃないですか」と微笑んだ。
鈴木が自分の好みを知っていることに恐怖を感じ背筋を凍らせる牧高。
刑事課では課内の交際は禁止のようで北条が注意を入れる。
そんな鈴木は、藤と源には恋愛感情はないのか投げかけてみた。
藤とは宿命のライバルで恋愛関係はありえないと否定する源。
赤点ギリギリの源に勉強を教えていたと藤から聞いた牧高がその話題に触れると「それ俺だけじゃねぇわ」と源は返す。
もう一人の人物の名前を言いかけたところで、なぜか源の口は止まった。
自分と同じく作業に熱を入れている牧高に、今日なにか予定があるのかと聞く源。
牧高の返答に、みんなを飲みに誘おうとしていた北条・ネコカフェに誘おうとする鈴木の注目が集まる。
新選組フィギュアを買いに行くとは言えなかった牧高は、別に何もないと嘘をつき、2人の感情をヒートアップさせてしまった。
北条が、みんなで飲みに行かないかと切り出そうとした瞬間、無線で要請が入りみんなの目標は儚く散った。
牧高から藤が交番に異動した理由を聞かれるも知らないと答えた源。
しかし源は心の声で、「交番に異動した理由は、もう一人の赤点ギリギリの“あいつ”だろう」と漏らすのだった。
「ハコヅメ~たたかう交番女子~」特別編①あらすじ
ハコヅメ特別編①では、刑事たちがそれぞれの目標を胸に、迫りくるタイムリミットと戦いながら報告書を仕上げていた。
心の声がメインの回ではあったものの、源の人たらしの原点や本編ではあまり描かれていなかった鈴木のキャラクターまで色濃い内容になっていた。
急遽制作された特別編ではあるものの1話・2話がコンパクトに編集され、新たに撮影されたシーンも加わり初見でも楽しめる内容に。
今までの振り返りもかねて、ぜひチェックしておきたい。
ドラマ「ハコヅメ~たたかう交番女子~」特別編1あらすじ 目次