朝ドラ【らんまん】第17話あらすじネタバレ紹介│第4週「ササユリ」

朝ドラ【らんまん】第17話あらすじネタバレ紹介

情熱を失った万太郎

草花の書籍や顕微鏡を片付けてしまって、
万太郎は峰屋の仕事に精を出すようになりました。
そんな万太郎を見て竹雄は心配になり、タキに話そうと思ったのです。

そして、東京で、植物と峰屋を天秤にかけて、自分たちを捨てる気かと。
万太郎と喧嘩したことを話しました。
万太郎が決して、草木を嫌いになったわけでないこと、先生にも見込まれていたことも言い、
佐川に戻ってからは寝れてないこと、本も読まず、朝日も見ない日々が続いていること、
何日も万太郎の笑顔を見てないということを話し、竹雄は自分が

草花と自分たちを天秤にかけただけじゃなく、
喜び全部と天秤にかけてしまった。

どうしていいかわからない竹雄は、万太郎のことを話しました。
自分のせいで峰屋に縛り付けてしまう、ということを後悔しているようでした。
タキは、考え込むように、竹雄の話を聞いていましたが、
いつかは誰かが言わないといけなかった、と話し、自分に任せて欲しいと言うのでした。

そんなある日、タキは万太郎に用事を命じ、
万太郎がいないそのタイミングで、万太郎の部屋に入ります。

万太郎の部屋で、タキは箱に入った不思議なモノを見つけました。
顕微鏡でした。
添えてある本には、標本の作り方や観察結果などが細かく書かれていました。
その最後には、東京大学に赤丸が付き、
植物学教室、田辺教授のところに赤線が引かれていました。

タキの決意

タキは、万太郎と綾の2人を呼びました。ある決意をしたのです。

子どもの頃は、体が弱かった万太郎が無事生きてきて、綾も家業に熱心な気夫な子に育ったことを話し、
これから先は、2人が自分にかわって峰屋を支えて欲しい、と告げ、満を持して

おまんら2人は夫婦になれ。

そう言い出しました。

万太郎と綾は驚きます。
「は？夫婦？」「万太郎と私が？」
大混乱している二人に、タキが説明します。
綾の本当の母は、タキの娘で、二人は、姉弟ではなく、いとこ同士だったということ。
タキの夫と息子、要するに万太郎の祖父と父はコロリ（コレラ）で亡くなりました。
その時、峰屋の跡継ぎになるのは万太郎だけだったのです。

万太郎は生まれてきたばかりで、おまけに身体が弱く、無事に育つかもわかりません。
明日にも死ぬかもしれない。
そんな不安を抱えていました。
そんな時、同時くらいに綾の両親も同じ病でコロリと亡くなってしまっていたのです。
それは、綾が2歳の時のことでした。

もし、万太郎が亡くなれば峰屋は途絶えます。
それを心配してタキは綾を引き取ったのです。
もし、万太郎に万が一のことがあっても、綾が婿をとれば峰屋を守ることができます。

本家を絶やさず、峰屋をもりたてることが、
わたしたちの役目で、万太郎と綾が夫婦になれば、峰屋は今後も安泰だ、と言うタキ。

万太郎は綾のことは姉ちゃんとしか見れない、
と、
万太郎のことも弟としか見れない、と二人は猛反発し、
これまで姉弟で育ってきたので、いきなり結婚と言われても、
当然のこと、受け入れることができません。

いとこ同士で結婚するのは、よくあることだと、そのうち慣れる。
とタキ自身も祝言の時に初めて相手の顔を見た、そう言うタキの意志は固そうでした。
あとから夫婦の情は、わくから、これが一番、いい、と言います。

万太郎は情は情でも、夫婦と姉と弟という情は違うから、
槙野家を守っていかなければいけないのはわかるものの、
夫婦にならんでもいいのでは、という万太郎にタキは、

当主の万太郎は、いつまでも仕事に身が入らくて、頭の中は、草花ばかり。
代りに、おなごの綾が家業に強情を張っている、と二人共普通じゃない、と
二人にとって一番いい方法だと言い張ります。
綾なら、誰よりも峰屋を盛り立ててくれ、
峰屋にとってはこれ以上ない女子だと、タキは本気な様子でした。

その言葉に万太郎は、自分のために綾を縛り付けるのはおかしい、と言いますが、
それができれば、綾の願いでもある、ずっと峰屋にいたい、という願いも叶うし、
タキの綾にずっとそばにいてほしいという願いも叶うのです。

育ててもらった恩を忘れるな。

綾は、タキのこの言葉に絶句します。
峰屋本家に引き取られなかったら、どうなっていたかわからない身だということは
綾は百も承知でした。
だけど、そんな言い方はズルいと思います。

祝言は、夏に執り行う。

そう、タキは二人に言い渡すのでした。

竹雄の想い

綾は、弟の嫁になることは無理で、自分も好きな相手くらいいた、
と寂しそうに捨て台詞を吐いて、綾は出て行ってしまいました。

自分と結婚しなかったら、綾が峰屋にいられないのはあんまりだ、
と残った万太郎は、タキを責めました。
だけど、タキは引きません。
家の中で立場がない女がどれだけみじめなものかと、
知っているだけに万太郎に詰め寄ります。

ならば、自分が強い当主になって綾を守ってみせる、植物学はきっぱりあきらめた、と

どうせ、自分の人生しかたない。

タキは、どうせといじけた言葉を投げる万太郎に聞き返します。

万太郎は、どうせわしは、こんな家に男で生まれ、
この年まで生きてきてしまった、と投げやりな言葉を言います。

それを聞きたタキは怒ります。

取り消せ。自分も万太郎の母もどんな思いで育ててきたか。

親不孝ものだと言わんばかりでした。

それでも万太郎も引きません。
自分もそんな言葉は言いたくない。
だけど、どんなに植物学やりとうでも、諦めろゆうて、ここで言い聞かせてる、と言い
どうせ、自分は当主で、それは諦めるしかない。
せめて姉ちゃんだけは、犠牲にしないで欲しい、

犠牲になるのは自分だけで十分だ、

と自分の胸を掴んで絞り出すように言うのでした。
そして、万太郎も部屋を出ました。

万太郎は、やりきれない思いを抱えて酒蔵の入り口で蔵を見上げていました。
そこに、竹雄がやってきました。

竹雄は話を聞いていたと言って万太郎に謝ります。
万太郎は話を聞いていたのなら話は早い、そう言って
早く、綾に想いを伝えるように言います。
竹雄はめっそうもない、と拒みます。

万太郎は、竹雄が東京でも綾にお土産を買っていたことを見ていました。
それでも、竹雄は、
自分は、奉公人でお嬢様とは立場が違うと寂しそうです。

万太郎は、竹雄がただの奉公人だったら、そんなことは言いません。
ずっと一緒に育ってきた、竹雄だからこそ、綾を幸せにできると思ったのです。
ですが、竹雄は抑えきれない想いにたまらなくなって万太郎を突き飛ばします。

そこに、女中のたまが、綾がいなくなった、と血相を変えてやってきました。
お花の先生がお待ちなんですが、どこにも見当たりません。
それを聞いて、竹雄と万太郎は外に飛び出しました。

To be continued…

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朝ドラ【らんまん】第17話放送日／再放送情報・見逃し配信

タイトル	放送日時	放送チャネル	備考
【らんまん】第17話／第4週「ササユリ」	4月25日(火) 7:30〜7:45（15分）	NHK BSプレミアム
	4月25日(火) 8:00〜8:15（15分）	NHK総合
	4月25日(火) 12:45～13:00（15分）	NHK総合	再放送
	4月29日(土) 9:40～9:55（15分）	NHK BSプレミアム	再放送

NHK総合では放送日のお昼に再放送があります。
NHK BSプレミアムでは土曜日に1週間分をまとめて再放送が行われています。

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