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【女神(テミス)の教室】全話あらすじ(ネタバレ)│結末の最終話ラストはいつ?

この記事は2023年1月9日から始まった「女神(テミス)の教室」を私の感想・あらすじ(ネタバレ有)の紹介企画です。
毎週更新をしていきたいと思っています。見逃しをされた方や一度視聴された方の復習のために、「女神(テミス)の教室全話あらすじ」紹介としてご利用頂ければと思います。
たくさんの方がこのドラマに興味を持っていただければと思っています。

私自身が注目している点は、

メモ

・ロースクールの学生たちが雫と出会いどんな結末になるのか?
・ラスト最終回はどんな結末になるのか?

普段あまり関りのない弁護士の世界、ロースクールの世界など、「女神の教室」を通してとても楽しんで視聴しています。
最後まで一緒に「女神の教室」を見て頂ければ幸いです。

【女神(テミス)の教室】舞台

【女神の教室】は、北川景子さん演じる裁判官:柊木雫が法律を学ぶロースクールの学生や教員たちとの物語です。

目の前の司法試験合格だけを目指す学生たちと、試験勉強だけをさせる教員たちとそこで出会います。

柊木はある判例を取り上げて、学生たちに、試験勉強では伝わらない様々な気付きを与えていきます。

【女神(テミス)の教室】キャスト

柊木雫(ひいらぎしずく)役 北川景子
藍井仁(あおいじん)役 山田裕貴
照井雪乃役 南沙良
真中信太郎役 高橋文哉
桐矢純平役 前田旺志郎
水沢拓磨役 前田拳太郎
天野向日葵役 河村花
安藤麻理恵役 佐藤仁美
横溝太一役 宮野真守
里崎健一郎役 小堺一機
風見颯役 尾上松也(二代目)
守宮清正役 及川光博

【女神(テミス)の教室】主題歌 Vaundy「まぶた」

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【女神(テミス)の教室】第1話あらすじ(ネタバレ有)1月9日(月)放送

【女神(テミス)の教室】第1話あらすじ(ネタバレ有)紹介

「人を知らなければいい法律家にはなれない」がモットーの裁判官の柊木雫は、突然のロースクールの派遣教員への異動命令に戸惑いを隠せません。
「やるしかない!」と気持ちを切り替え張え、青南ロースクールに向かった雫。

実務的な考え方の雫のやり方は、生徒たちから無駄だと批判されます。
雫は廊下に貼り出された学生たちの成績順位表に驚きます。

青南ロースクールのエース教員である藍井がみんなのやる気を出すため考えたと学院長の守宮から聞いた雫。
藍井のやり方が本当に生徒のためになるのか疑問を抱いていました。

守宮は雫と藍井を誘い食事に行きます。
考え方の違う2人は見事なまでに衝突しました。
そんな2人に守宮は模擬裁判を提案します。

検察側を藍井が担当し、弁護側を雫が担当することになりました。
藍井に気に入られたい照井と真中が検察側に立候補し、残りの3人が弁護側に決まりました。
優等生と落ちこぼれに分かれてしまった模擬裁判。
学生たちは当然検察側が勝つと思っていました。
弁護側の3人は雫に助けを求めますが、まずは自分たちで考えるように言われてしまいます。
バラバラの3人は中々前に進めずにいました。
しかし、少しずつ被告人は何を思っていたのか、状況はどうだったのかと資料を読み込んでいきます。
3人が出した結論は「被告人は無罪」でした。
照井も真中も呆れ顔でしたが、3人にはそう主張する根拠がありました。
藍井はその根拠をバカバカしいと切り捨てようとしましたが、被告人役の天野はそんな些細な事で被告人の一生が決まると訴えました。

裁判官役の里崎主任が出した判決は「無罪」でした。
弁護側の主張を覆す検察側の主張がなかったからだと付け加えました。
模擬裁判を終えた学生たち5人を課外授業に連れていく雫。
同期で弁護士の安藤の事務所に向かいました。

安藤は万引きをした老婆の相談を受けるところをみんなに見せました。
生活に困り万引きをしたと話す老婆を見て可哀そうだと感じた水沢。
しかし老婆の話は全て嘘だと安藤から聞き驚きを隠せません。
自分を守るために嘘をつく人にも寄り添わなければいけないのが弁護士だと現実を伝えた安藤。
照井以外には響いていたようですが、照井だけは無駄な時間だったと雫に文句を言います。
裁判官の雫にはロースクールで必死な自分たちの気持ちはわからないと言うのです。

実は雫もこの青南ロースクールの出身で、しかも落ちこぼれでしたと照井に話しますが照井はさっさと帰ってしまいます。
1人になった真中も実は無駄な時間だと感じていました。
1人残った桐矢だけは、今日の授業よかったと雫に伝えてくれました。
そんな桐矢の言葉を素直に喜ぶ雫でした。
模擬裁判では無罪でしたが、実際の裁判は検察側が被告人と友人Bの共謀を立証して有罪判決になっていました。

そのことから検察側の照井と真中の評価下げる藍井でした。
里中主任の授業中に雫の悲鳴が響きます。
青南ロースクールを卒業後してからも、司法試験合格を目指していた田辺が、雫の目の前で意識を失い倒れたからでした。

【女神(テミス)の教室】第1話あらすじ 感想・気になる所

研究家教員の藍井と、実務家教員の雫は事あるごとに衝突すると思います。
ただ1話の模擬裁判で担当する人によって、判決が真逆になることを目の当たりにした藍井。
すぐには変わらないと思いますが、少しずつ雫のやり方を認めるようになるのではないでしょうか。
実務演奏を選択している5人の学生たちにも、少しずつ変化が現れそうだから楽しみですね♪
模擬裁判と課外授業で雫が伝えたかったことを一番吸収していた桐矢が、照井を除く3人の気持ちを変えるキーマンになってくれると思います!

【女神(テミス)の教室】第2話あらすじ(ネタバレ有)1月16日(月)放送

【女神(テミス)の教室】第2話あらすじ(ネタバレ有)紹介

青南ロースクールの卒業生の田辺が倒れて救急車で運ばれたことで、授業は自習になりました。
田辺の体調よりも貴重な授業が自習になったことを心配する学生たち。
こんな時でも自分のことしか考えない姿に憤りを感じていた水沢。

桐矢から田辺の状況を聞かされた雫は藍井に詰め寄りますが、このままでは桐矢たちも田辺の二の舞だと冷たく言われてしまいます。
生徒たちのことをもっと知りたいと志望動機書を目を配る雫。

次の実務演習の課題は「タトゥーを理由に銭湯から入店を拒否され訴え起こした客」の是非でした。
照井と真中は訴えを起こしている金額が多すぎて不当だと言いますが、水沢はタトゥーがあるから反社とは限らないから依頼を受けると言います。
みんなの意見はまとまらずに来週に持ち越されました。

そんな中、水沢がタトゥーのある男に金を渡しているところを見た真中たち。
友達は選ぶべきだと言ってきた真中の胸ぐらを思わず掴んだ水沢。
自分が困った時に金を貸してくれた友人を、見た目だけで判断する真中が許せなかったのです。

無駄な時間を過ごしたくない照井は、事前にみんなの意見をまとめることにしました。
そこに水沢は参加していませんでしたが、照井の意見に反論しませんでした。

雫は憲法問題が関係すると説明します。
13条に「個人は尊重される」とあることから、思いや主張を声に出さないといけないし、胸を張って主張してもいいのだと伝えます。
しかし、照井が欲しいのは結論が正解か不正解かそれだけでした。

雫は「間違ってはいない」と答え授業は終わりました。
水沢に意見を求めずに結論を出したことを銭湯で詫びる桐矢。
初めて2人は腹を割って話すことができました。

翌日、桐矢は「水沢と真中が決闘する」と天野と照井を中庭に呼び出します。
実は水沢が真中に頼み、実務演習を再検討するための芝居でした。

今まで誰にも言えなかったバイトのことや、友人への借金を打ち明ける水沢。
みんなはそれぞれの意見を思いっきりぶつけ合うのでした。

その後、雫たちに話し合いの結果をプレゼンする水沢たち。
請求金額はそのまま、しかし、銭湯や行政に働きかけたいと訴えました。

里崎は司法試験には出ないし綺麗事だと言われてしまいますが、雫からは一人一人の幸せを考えたいい答えだと言ってもらえました。
嫌味なくらい大きな拍手をして立ち去る藍井。
法律の素晴らしさをあらためて知った天野は、初めて自分の意思で授業を続けたいと思い父親にメールするのでした。

【女神(テミス)の教室】第2話あらすじ 感想・気になる所

雫がみんなに出す実務演習の課題は、決して司法試験には出てこない問題ばかりですが、法律に携わるのにとても必要なことだと思います。
そのことに気づいた桐矢が水沢の心を開き、水沢が自分の気持ちに正直になって真中と向き合ったから前進できたと思います。
天野も雫がきたことであらためて法律の仕事に携わりたちと思えたことで、落ちこぼれたちは少しずつでしが確実に成長していくと思います。
ただ、真中と照井が変わるまでにはもう少し時間が必要になりそうですね…。

【女神(テミス)の教室】第3話あらすじ(ネタバレ有)1月23日(月)放送

【女神(テミス)の教室】第3話あらすじ(ネタバレ有)紹介

レストランで刑事の風見と食事をする雫は、以前風見が担当した事件について意見を求められます。
しかし、裁判に携わっていないので何とも言えないと答える雫でした。

翌朝、「黙秘権」の是非を考える実務演習の課題を出す雫。
郊外の森で男の子のA君の遺体が見つかり、その男の子と森を歩く姿を目撃されたXが疑われる。
目撃情報以外に決定的な証拠はなく、もしXが黙秘権を使えば、無罪になる可能性が高いという事案でした。
今回の実務演習は肯定派と否定派に分かれて、ディベートを行うと伝える雫。
肯定派は真中、水沢、天野の3人で、否定派は照井と桐矢の2人です。
司法試験以外は眼中にない照井は、全てを桐矢に任せると言います。
肯定派の真中は、もし黙秘権がなかったら拷問などで被告人が自白を強要される恐れがあり、被告人を守るために必要だと主張します。
真中の意見に押されてしまう桐矢の情けない姿に、喋らないと言っていたはずの照井が反論を始めました。
被害者と同じ苦しみか、それ以上の罰を受けるべきだと考える照井。
加害者を擁護する「黙秘権」など必要はないと珍しく声を荒げます。
藍井の判定は…否定派の勝利、しかし、感情的な照井の発言は弁論とは言えないと厳しい言葉をつけ加えました。
雫は次の授業で肯定派と否定派を入れ替えて、もう一度ディベートをすると伝えます。
まるで被害者の家族のように感情をむき出しにした照井が気になる雫。
しかし、藍井に学生たちのプライベートにまで首を突っ込むなと釘を刺さされるのでした。

一ヵ月後の中間試験に向けて自習室で勉強をする天野と水沢。
今までより2人の距離が縮まっているように見えた桐矢は、そんな2人のことが気になり雫に相談します。
雫は同期の横溝の裁判を見学しに行こうと桐矢に提案しました。
ただし、照井も一緒に見学に行くという条件を出す雫。
桐矢はなんとか照井を説得して連れてくることが出来ました。
裁判が始まる前、なぜ検事を目指しているのかと照井に尋ねられた桐矢。
ケンカが弱い桐矢は、テレビの中の言葉で戦う検事の姿を見て、これなら自分も勝てるかも!そう思ったと話します。

今回の裁判の焦点は被告人に殺意があったかどうかでした。
黙秘を続ける被告人にありのままでいいからどんな感情を持っていたのか話して欲しいと伝える横溝。
この裁判は被告人自身のものだという横溝の言葉に、心動かされた被告人は父親に抱いていた心情を語り始めました。
裁判が終わった横溝は、桐矢と照井に検事という仕事の責任について話してくれました。
裁判は勝つか負けるかそんな単純なものではなく、被告人の今後の人生を左右するものだと言います。
自分が勝てば被告人は犯罪者になるという横溝の言葉に、2人はあらためて検事の責任の重さを感じました。
被告人の人生について本気で戦う弁護士がいるから、どんな重圧にも耐えられると続ける横溝。
そんな弁護士の存在は検事にとって敵でもあるが、味方でもあると伝えました。

2度目のディベートに向けて黙秘権について調べていた桐矢の効率の悪さを指摘する照井。
しかし、桐矢は真実を求める戦いであるディベートに、全力で臨みたいと照井に伝え準備を続けます。
そんな桐矢の熱意に負けた照井は、ディベートの準備を手伝うことにしました。

いよいよ2度目のディベートが始まりました。
否定派はまたもや真中の独壇場で、天野と水沢の出る幕がありません。
真中は、1番守られるべきは被告人ではなく被害者や被害者遺族だと主張し、黙秘権を否定します。
残り時間はあとわずかですが、ここから桐矢と照井は反論を開始します。
検事と弁護士は法律という同じ武器を持って裁判で戦うことができる。
被告人にとっての武器が「黙秘権」だと言います。
もし、「黙秘権」を持たずに被告人が死刑になったら、法律家は人殺しになるという桐矢。
法律家を犯罪者にしないためにも「黙秘権」は必要だと主張します。
ここでディベートは終了し、藍井は桐矢たち肯定派の勝利だと告げました。
今回の授業で桐矢はあらためて検事を目指すことを心に近います。

その翌朝、照井は雫と藍井の元を訪れていました。
司法試験に専念するために、実務演習を辞めると言いにきたのです。
雫が大切にしている部分は、司法試験合格が全ての照井には無駄でしかなかったのです。

そんな中、藍井塾の選抜テストの実施が早まると掲示板に告知されました。
突然のことに、焦りと不安に包まれる学生たちでした。

【女神(テミス)の教室】第3話あらすじ 感想・気になる所

藍井塾に入ることが司法試験合格への足掛かりだと考える学生たちには酷な結末でしたね…。
ただでも大変の試験なのに、急に予定が早まるなんて青ざめちゃいますよね。
10名の選抜枠に入るために、みんなは今以上に必死になると思います。
特に照井と真中は今まで以上に必死になるのではないでしょうか。
なぜ藍井がこのタイミングで選抜テストを早めたのか、その理由も気になりますね…。
自分とは違う非効率な雫のやり方で、落ちこぼれの天野たちが成長している姿を目の当たりにしている藍井。
いつか雫と藍井が同じ法律家として心分かち合う日が来て欲しいですね!
まだ雫に心を許していない真中と照井が、どのタイミングで変わっていくのか楽しみです♪

【女神(テミス)の教室】第4話あらすじ(ネタバレ有)1月30日(月)放送

【女神(テミス)の教室】第4話あらすじ(ネタバレ有)紹介

藍井塾の選抜テストが予定よりも前倒しで行われると発表され、動揺する学生たち。
司法試験合格が全ての照井は、その足掛かりとなる藍井塾に入るために、実務演習を辞めてしまいました。

動揺する生徒たちを心配しながらも、雫は新たな実務演習の課題を出します。
今回の課題は民事事件について考えるものでした。
個人事業主のとび職Aは建設会社Bから仕事の依頼を受けます。
しかし、Aはその仕事中に落下し、その転落事故が原因で一か月後に急死しました。
Aの妻は転落防止ネットを設置しなかったB社に損害賠償を求めますが、B社が拒否したという内容でした。
妥当な結論を検討して、次の授業で発表することになりました。

友人たちの飲み会に参加した真中は、一流企業で活躍している友人たちと今の自分を比べていました。
家に帰ると、自分が就職試験で失敗した一流企業の内定をもらったと妹の美羽から報告を受けます。
友人たちへの劣等感と無邪気に喜ぶ美羽の姿に、1人苛立ちを抑えきれない真中でした。

いよいよ選抜テスト当日、論述ありの100問を90分という制限時間で解かなければいけません。
黙々と解いていく照井に必死に食らいつく桐矢たちでしたが、真中だけは集中できずにいました。
テストを終えた桐矢たちは、気持ちを切り替えて実務演習に臨もうとします。
しかし、真中はそんな3人がお気楽に見え、思わず自分は3人とはレベルが違うと口にしました。
真中が本当は自分たちを見下していたと知った水沢はケンカになってしまいます。

ふと選抜テストの問題を見た雫は、夢中になって問題を解き始めました。
やってきた守宮学院長は、藍井が選抜テストを早めたのは1人でも多く学生たちを司法試験に合格させるためじゃないかと話します。
雫はなぜ藍井と自分を組ませたのか理由を守宮に尋ねます。
守宮は自分の夢の実現には正面からぶつかり合える2人が必要だと答えました。
そんな守宮の言葉に閃いた雫は、次回の授業で模擬裁判を行うことにします。
今回、藍井はサポート役に入らず、原告側のAの妻、被告側のB社どちらを弁護するかは自由です。
水沢と桐矢はAの妻を弁護し、真中と天野はB社を弁護することになりました。

どう弁護すべきか、それぞれ作戦会議をしていました。
水沢はAがB社に契約を切られるのが怖くて、従うしかなかったのではと推測します。
真中はすぐに病院に行かなったAの落ち度に注目しますが、反論してくる水沢の姿が目に見えていました。
その水沢に太刀打ちする自信のない真中は、天野のサポート役に徹すると雫に伝えに行きます。
しかし、そんな水沢の本心を見抜いていた雫。
弁護士は裁判に勝つためにいると思っている真中に、それだけじゃないと伝え改めて考えさせます。
天野も負けたくない気持ちでしたが、自分のためでなくB社のことを考えるが故の気持ちでした。

Aの妻を弁護する水沢はB社の落ち度を指摘し、慰謝料1億8000万を請求します。
B社の弁護をする天野は落ち度があるのはAで、B社にはないとその訴えを棄却します。
水沢はB社の圧力があったからでAの落ち度ではないと反論します。
そんな中、真中は裁判の中断を要求し、和解を提案します。
天野や雫の言葉を聞いた真中がきっかけとなり、真中を突き動かしたのです。
裁判で長く争ってもAの妻のためにならないと考えた真中。
勝たちだけだった真中の気持ちは、弁護士として依頼人のためになりたいという気持ちに変わっていました。
和解に応じることにした水沢と桐矢と、話し合いを行う天野と真中。
真中は和解金4700万が妥当だとしますが、水沢はそこに家族を失った悲しみを慰謝料に加え7000万を要求します。
真中は水沢の要求をのみ、和解は成立しました。

実際の裁判は5年経った今でも決着がついていないとみんなに話す雫。
いつか実務に出る時がきたら、この授業を思い出して欲しいと伝えました。

模擬裁判を終えた真中は、周りを見返すために企業法務専門の弁護士になりたかったと打ち明けます。
しかし、この模擬裁判を通して人に寄り添う弁護士になりたいと思うようになったと話します。
心の底では無駄だと思っていた実務演習が、真中の背中を押してくれたのでした。

【女神(テミス)の教室】第4話あらすじ 感想・気になる所

周りの人を比べて劣等感でイライラする真中の気持ちに共感した人が多かったと思います。
私もそのうちの1人でした。
なぜこのタイミングで民事事件を課題にしたのか謎でしたが、あの雫の閃きは真中に自分の本心を気づかせるためだったのですね。
この発想は研究家教員の藍井には絶対できないと思います!
真中も法律家として大切な部分に気づくことができた今。
残すは照井だけですが、照井の心を開くのは一筋縄ではいかないでしょうね。
前回の「黙秘権」の時に加害者は罰を受けるべきと、珍しく感情的になっていた照井。
きっと、何らかの被害を受けて苦しんでいるからこそ、いつもは冷静な照井が感情的になったのだと思います。
雫がどうやって照井の心を開くのか楽しみです♪

【女神(テミス)の教室】第5話あらすじ(ネタバレ有)2月6日(月)放送

【女神(テミス)の教室】第5話あらすじ(ネタバレ有)紹介

藍井塾の選抜テストが予定よりも前倒しで行われると発表され、動揺する学生たち。
司法試験合格が全ての照井は、その足掛かりとなる藍井塾に入るために、実務演習を辞めてしまいました。

動揺する生徒たちを心配しながらも、雫は新たな実務演習の課題を出します。
今回の課題は民事事件について考えるものでした。
個人事業主のとび職Aは建設会社Bから仕事の依頼を受けます。
しかし、Aはその仕事中に落下し、その転落事故が原因で一か月後に急死しました。
Aの妻は転落防止ネットを設置しなかったB社に損害賠償を求めますが、B社が拒否したという内容でした。
妥当な結論を検討して、次の授業で発表することになりました。

友人たちの飲み会に参加した真中は、一流企業で活躍している友人たちと今の自分を比べていました。
家に帰ると、自分が就職試験で失敗した一流企業の内定をもらったと妹の美羽から報告を受けます。
友人たちへの劣等感と無邪気に喜ぶ美羽の姿に、1人苛立ちを抑えきれない真中でした。

いよいよ選抜テスト当日、論述ありの100問を90分という制限時間で解かなければいけません。
黙々と解いていく照井に必死に食らいつく桐矢たちでしたが、真中だけは集中できずにいました。
テストを終えた桐矢たちは、気持ちを切り替えて実務演習に臨もうとします。
しかし、真中はそんな3人がお気楽に見え、思わず自分は3人とはレベルが違うと口にしました。
真中が本当は自分たちを見下していたと知った水沢はケンカになってしまいます。

ふと選抜テストの問題を見た雫は、夢中になって問題を解き始めました。
やってきた守宮学院長は、藍井が選抜テストを早めたのは1人でも多く学生たちを司法試験に合格させるためじゃないかと話します。
雫はなぜ藍井と自分を組ませたのか理由を守宮に尋ねます。
守宮は自分の夢の実現には正面からぶつかり合える2人が必要だと答えました。
そんな守宮の言葉に閃いた雫は、次回の授業で模擬裁判を行うことにします。
今回、藍井はサポート役に入らず、原告側のAの妻、被告側のB社どちらを弁護するかは自由です。
水沢と桐矢はAの妻を弁護し、真中と天野はB社を弁護することになりました。

どう弁護すべきか、それぞれ作戦会議をしていました。
水沢はAがB社に契約を切られるのが怖くて、従うしかなかったのではと推測します。
真中はすぐに病院に行かなったAの落ち度に注目しますが、反論してくる水沢の姿が目に見えていました。
その水沢に太刀打ちする自信のない真中は、天野のサポート役に徹すると雫に伝えに行きます。
しかし、そんな水沢の本心を見抜いていた雫。
弁護士は裁判に勝つためにいると思っている真中に、それだけじゃないと伝え改めて考えさせます。
天野も負けたくない気持ちでしたが、自分のためでなくB社のことを考えるが故の気持ちでした。

Aの妻を弁護する水沢はB社の落ち度を指摘し、慰謝料1億8000万を請求します。
B社の弁護をする天野は落ち度があるのはAで、B社にはないとその訴えを棄却します。
水沢はB社の圧力があったからでAの落ち度ではないと反論します。
そんな中、真中は裁判の中断を要求し、和解を提案します。
天野や雫の言葉を聞いた真中がきっかけとなり、真中を突き動かしたのです。
裁判で長く争ってもAの妻のためにならないと考えた真中。
勝たちだけだった真中の気持ちは、弁護士として依頼人のためになりたいという気持ちに変わっていました。
和解に応じることにした水沢と桐矢と、話し合いを行う天野と真中。
真中は和解金4700万が妥当だとしますが、水沢はそこに家族を失った悲しみを慰謝料に加え7000万を要求します。
真中は水沢の要求をのみ、和解は成立しました。

実際の裁判は5年経った今でも決着がついていないとみんなに話す雫。
いつか実務に出る時がきたら、この授業を思い出して欲しいと伝えました。

模擬裁判を終えた真中は、周りを見返すために企業法務専門の弁護士になりたかったと打ち明けます。
しかし、この模擬裁判を通して人に寄り添う弁護士になりたいと思うようになったと話します。
心の底では無駄だと思っていた実務演習が、真中の背中を押してくれたのでした。

【女神(テミス)の教室】第5話あらすじ 感想・気になる所

周りの人を比べて劣等感でイライラする真中の気持ちに共感した人が多かったと思います。
私もそのうちの1人でした。
なぜこのタイミングで民事事件を課題にしたのか謎でしたが、あの雫の閃きは真中に自分の本心を気づかせるためだったのですね。
この発想は研究家教員の藍井には絶対できないと思います!
真中も法律家として大切な部分に気づくことができた今。
残すは照井だけですが、照井の心を開くのは一筋縄ではいかないでしょうね。
前回の「黙秘権」の時に加害者は罰を受けるべきと、珍しく感情的になっていた照井。
きっと、何らかの被害を受けて苦しんでいるからこそ、いつもは冷静な照井が感情的になったのだと思います。
雫がどうやって照井の心を開くのか楽しみです♪

【女神(テミス)の教室】第6話あらすじ(ネタバレ有)2月13日(月)放送

【女神(テミス)の教室】第6話あらすじ(ネタバレ有)紹介

風見から自分が狙われているかもと言われた雫でしたが、まったく犯人に心当たりがありません。

藍井塾の選抜テストの合格発表で明暗を分けた実務演習を選択する5人。
合格したのは照井と天野の2人だけでした。
ショックを受けている真中たちのことが気になり、心から喜べずにいる天野でした。

真中は自宅に水沢と桐矢を招き、鍋を囲みながら反省会をしていました。
今までは藍井塾に入らなければ、司法試験に合格できないと思っていた真中。
実務演習の課題を解いた自信からか、選抜テストに手応えを感じていました。
司法試験よりはるかに難易度の高い選抜テストでそう感じられた真中は、司法試験合格も夢じゃないと言います。
水沢と桐矢も真中と同じように感じていて、3人はこれからも頑張ることを誓い合います。

雫は自分が解いた選抜テストを採点して欲しいと藍井に頼みます。
そして、藍井塾が動き始めます。
ここでは議論などせずに、司法試験に必要な知識を完全に頭に叩きこむという藍井でした。

実務演習を少し早めに切り上げた雫は、去年の司法試験を解いた結果をみんなに見せます。
さすが現役裁判官だけあって好得点でした。
続けて、自分が解いた選抜テストの結果を見せる雫。
採点した藍井曰く、制限時間をオーバーした上に論述が長く不合格だと言います。
現役裁判官でさえ不合格になるほど、選抜テストの難易度は高いことを伝えた雫。
5人に選抜テストの答案を返します。
その答案には、赤ペンで確実に苦手を克服して成長していることが雫の言葉で書いてありました。
3人でやった反省会の結論と雫の言葉が合致していたことで、より自信を持つことができた3人でした。

そのあと、風見からcrowの正体がわかったと連絡を受けた雫。
5年前に起きた「仙台社員寮放火事件」の被告人だった津山邦彦がcrowだったのです。
津山の本心を知るために、藍井にも検証を手伝って欲しい頼む雫でした。

藍井の検証でも津山の有罪判決に間違えはなさそうです。
だとしたら、何が原因で津山はこの嫌がらせをしているのか、余計にわからなくなる雫。
そこへ照井たちがやってきますが、嫌がらせの狙いは自分だから、自分で何とかすると伝えます。
しかし、雫は手伝いたいと申し出る5人に押され、一緒に再検証することにしました。

当時、雫が書いた判決文のほとんどが、津山の身の上話だったことを酷評する藍井。
判決を下すにはたくさん話をする必要があるからと、雫は藍井に反論します。
その雫の言葉を聞いたみんなは、津山を怒らせるような何かを言ったのでは?と考えました。
雫が思い出せるのは、判決後「罪を償ったら一からやり直してください」一言だけでした。
選抜テストに落ちた直後の自分を振り返る真中。
水沢や桐矢がいたから自分は立ち直れたが、もし1人だったなら立ち直れなかったと言います。
孤独でしかも刑務所の中にいた津山にとって、その雫の一言は許し難いものだった可能性にたどり着きます。

雫は風見に頼み津山と会う機会を貰います。
真中たち5人は雫が心配でこっそり後をつけていました。
5人に見守られて津山と話始める雫、やはり津山を嫌がらせに駆り立てたのは判決後の雫の言葉でした。
裁判官という立場で、若くてしかも女性の雫からのその言葉が、嫌味にしか聞こえなかった津山。
雫は立場や年齢・性別など関係なく、1人の人間として津山に向けた言葉だと話ますが…。
津山の怒りは収まるどころか、これからも一生雫に嫌がらせをし続けると言い残し立ち去りました。

津山とのやり取りを見た照井は、なぜ裁判官になったのかと雫に尋ねます。
雫が大学生の時、不当解雇にあった父親たちが起こした裁判で、裁判長が丁寧に父親たちの話を聞く裁判長を見たことがキッカケと言います。
主張を聞いてくれる裁判長がいたから、父親は憎悪から仕事への誇りを取り戻せたと感じた雫。
非効率だとみんなに指摘される雫のスタイルの原点はここにありました。

雫が授業を始めようとすると、30人の生徒たち全員が選抜テストの答案を手にしていました。
1人1人にぎっしりと書いた雫のコメントがみんなはとても嬉しかったのです。
非効率な雫だからこそ、人の気持ちを動かせるのです。

新年を迎えた5人は初詣で絵馬に、司法試験合格と書きました。
雫は同期の麻理恵と横溝と祝い酒をかわしていました。
あれからcrowの投稿もなくほっとしていると話す雫でしたが…。
風見から津山がビルから飛び降りて亡くなったと連絡が入るのでした。

【女神(テミス)の教室】第6話あらすじ 感想・気になる所

もし藍井と雫だけで検証を続けていたら、きっと津山の本心にはたどり着けなかったと思います。
あらためて一方からだけ物事を見るのではなく、色んな方向から見ることの大切さに気づかされました。
たくさんの人と話して、たくさんの意見を聞くことも大切ですよね。
5人だけじゃなく、ロースクール全員と気持ちを一つに出来た雫は凄いと思います。
それなのに雫が津山に恨まれていたのには、正直ショックを受けました…。
その津山が亡くなったことで、きっと雫は心を痛めてしまうと思います。
よかれと思ってかけた言葉が、人を傷つけてしまうことって気づきにくいことだと思います。
それに気づけてめでたしめでたいじゃない展開に、このドラマの深さを感じました。
この後の雫が心配でたまりません…。

【女神(テミス)の教室】第7話あらすじ(ネタバレ有)2月20日(月)放送

【女神(テミス)の教室】第7話あらすじ(ネタバレ有)紹介

雫の一言がきっかけとなり、学生たちや雫に嫌がらせをしていた津山が飛び降り自殺で亡くなります。
津山の死は自分のせいではと気に病む雫に、風見は雫には関係ないと強く伝えますが…。
実務演習の課題を藍井に考えて欲しいと頼みます。
すっかり自信を失くした雫は、生徒たちに教えることが怖くなっていたのです。

そんな中、桐矢もまた津山の死にショックを隠せずにいました。
雫を決して許さないと誓った津山が、雫を追い詰めるために死を選んだのだとしたら…。
もし検事になったとしても、自分には耐えられないと感じていた桐矢。

そんな桐矢の様子を心配した水沢は、同じ検事を志望している照井に助けを求めます。
しかし、照井は藍井塾で思うように成績を伸ばせず悩んでおり、自分のことで精一杯でした。

落ち込んでいる雫を心配して、同期の麻理恵と横溝が差し入れのとんかつ弁当を食べていた雫。
そこへ、実務演習の課題の答案を持って藍井が訪れます。
雫の影響で答案に身の上話が多すぎる…と愚痴をこぼし、採点くらい自分でやってくれと言います。
採点を始めますが、そこに桐矢の答案がないことが気になる雫。

水沢たちは桐矢をランチに誘うことにしました。
照井にも声を掛けましたが断られてしまい、4人でランチに行きました。
そこでみんなも同じように不安を抱えているとしった桐矢に、やっと笑顔が戻ります。
水沢の企画したランチのおかがで、1人じゃないと気づけた桐矢でした。
桐矢を探しに自習室にやってきた雫を、照井は呼び止め相談のって欲しいと言います。
ランチを断った照井でしたが、検事になることを諦めかけている桐矢が心配で雫に相談していたのです。

好物のとんかつ弁当を完食した雫は、気合を入れて教室へと向かいます。
雫の顔を見てほっとする5人に出された実務演習の課題は、AIに判決を任せることの是非についてです。
水沢はまだ完璧じゃないAIに任せるのは不安だと言います。
しかし、真中は人間だって完璧じゃない、過去のデータを使い正しい判決を早く出せるのはAIだと反論します。
桐矢は人が人を裁くのはリスクがあると肯定し、天野は人の気持ちを汲み取れないAIを否定しました。
そんな中、照井が恨まれることを恐れずに正しい判決を出すために戦っている人達が今もいると桐矢に伝えます。
みんなの結論は「AIが判決を出すメリットはあるが、心情を汲み取るためには人が行うのが望ましい」でした。

雫は人の痛みを受け止めることが、人を裁く法律家の責任だと言います。
誰かが責任を負うから裁判は成り立っているのだとみんなに伝えました。
桐矢は先生のように強くない人はどうすればいいのかと質問します。
今も自分が法律家でいられるのは同期の麻理恵や横溝が居てくれるからだ話す雫。
みんなも弱音や不安を共有できる仲間存在が大切だと感じていました。
雫がこの課題を思いついたのは、桐矢を心配する照井の相談のおかげでした。
そうだと聞いた桐矢は、いい仲間たちに恵まれているとうれし涙を流します。

藍井塾で苦戦している照井に夜食を差し入れる桐矢たち。
少し照れながら「ありがとう」と言い受け取る照井。
在学中に司法試験を受けると決めた照井を、みんなは全力で応援しました。
あっという間に試験当日を迎えた照井は、会場の雰囲気に飲み込まれそうになります。
そこへみんなの写真付きの応援メッセージが届き、自分を取り戻した照井。
今まで勉強してきた全てをぶつけるべく、司法試験が始まるのでした。

【女神(テミス)の教室】第7話あらすじ 感想・気になる所

津山の死でショックを受けたのは雫だけじゃなかったのですね…。
自分の命まで懸けて雫を恨んでいた津山を見たら桐矢じゃなくても怖くなりますよね。
人を裁く責任の重さを痛感しました。
AIと人どちらが裁くべきかを議論するみんなの成長が嬉しかったのは、きっと私だけではないはずです!
藍井の人に恨まれてまでも実務を目指すことが理解できないという言葉が気になりました。
もしかしたら、藍井にも実務でこんな思いをした経験があるのかもしれませんね。
だとしたら、藍井が研究家教員でいるのも分かる気がしますよね。
在学中にたった1人で司法試験に臨んだ照井が合格しているのか気になります…。
合格して試験前に嫌味を言ってきた奴らを見返して欲しいです!

【女神(テミス)の教室】第8話あらすじ(ネタバレ有)2月27日(月)放送

【女神(テミス)の教室】第8話あらすじ(ネタバレ有)紹介

実務演習を選択する5人のうち、たった一人司法試験に臨んだ照井。
その合格発表の日がやってきました。
青南ローのテミス像に照井の合格を祈る雫ですが、残念ながら結果は不合格でした。
駆けつけた真中たちは、照井にかける言葉が見つかりません。
そんな真中たちに謝ることしかできない照井でした。

過去最高の8名の司法試験合格が報告を受けた青南ローでは、教務主任の里崎は快挙だと大喜びです。
8名全てが藍井塾の生徒だったことから、さすがメシアと藍井を讃えました。
そんな時、ライバル関係にある加藤予備校から藍井宛に連絡が入ります。
藍井の引き抜きを心配した里崎は、雫に確認してもらうことにします。

雫はあなたを信頼している生徒の気持ちはどうなるのかと藍井に尋ねます。
しかし、藍井が青南ローにいる目的は報酬だけだと言います。
雫のように夢や目標を持っている人は少なく、大半の人は義務として働いていると続けました。

照井を心配した雫はいつものお団子を食べながら2人で話しをしていました。
藍井塾でもかなり苦戦をしていたことを打ち明ける照井。
この結果になることは自分でもわかっていたけど、諦めたくなかったと言います。
合格したかったと涙を流す照井でした。

照井が青南ローを休んでいることを心配した真中たちは、照井が来たらカラオケに行こうと盛り上がります。
しかし、スマホを見た真中は照井を待たずに帰ってしまいます。
スマホに届いたのは社会人になったばかりの妹からの相談でした。
たった1回のミスで書類整理以外の仕事を振られなくなったと話す美羽。
給料をもらっても全然喜べないと、働く意味を見失いかけていました。

真中から相談を受けた雫は、憲法22条「職業選択の自由」について話します。
選択する自由があるということは、辞める自由もあると伝える雫は、もう一度美羽と話してみるように勧めました。

立ち直れずにいた照井は、藍井に不合格を詫びるメールを送りますが返信はありません。
返信どころか受け取った藍井が、すぐに削除したことを照井は知る由もありませんでした。
雫はそんな冷酷な藍井に物申しますが、できる努力の全てをやって不合格だった照井に出来ることは何もないと答える藍井。

そんな藍井の言葉を聞いた雫は、自分の研究室で大の字になり照井のことを考えていました。
部屋にあったカレンダーの11月の文字に何かを思いつく雫。
学生たち4人と藍井に協力を頼み、照井を元気づける作戦でした。
桐矢はなんとか照井を連れ出し、街にある数字で法律クイズを出していきます。
さくさくと答える照井に感心しながら歩いていく桐矢は、公園で水沢にバトンタッチをします。
水沢は天野へとバトンタッチし、天野とクイズをしながら歩いていた照井はいつのまにか青南ローの門までたどり着いていました。
天野は藍井に託し照井の背中を笑顔で見送りました。
藍井に導かれて自習室にやってきた照井を待っていたのは雫でした。
家から青南ローまでの10キロをいつの間にか歩けていたように、いつか必ず司法試験に合格できると言います。
1人では難しくても5人だから乗り越えられると伝えます。
自分の努力と仲間の大切さにあらためて気づいた照井は、もう一度頑張ろうと心に誓うのでした。

照井の件でお礼を伝えに行った藍井の部屋で加藤予備校のパンフレットを目にした雫。
引き抜きを心配し学院長の守宮に相談に行きました。
何としても藍井を引きとめるために、3人で食事をしようと言い出す守宮。
初めから2人にしようと企んでいた守宮は姿を現しませんでした。
せっかくだから藍井のことを知ろうと、いろんな質問を投げかける雫。
しかし、藍井の返事はどれも投げやりなものばかりで、人生なんてつまらないものだと言い切るのでした。

いつも以上に気合を入れて勉強している真中に声をかける雫。
妹の美羽の現状は上司からのパワハラにあたるのではと思った真中はパワハラ法を調べていたのです。
雫は真中に相談して、美羽の事例を実務演習の課題にしました。

コンサル会社に入社した新入社員のAは、1度のミスをしてから上司Bに簡単なデスクワークだけするように言われた。
精神的苦痛を受けたと感じたAがBに慰謝料を請求する、という内容でした。
雫は担当の弁護士だったとして、どのような請求内容が妥当かをみんなに投げかけました。

それぞれの意見を交換するなか、パワハラよりもやりがいがAさんにとって大切なのだと気づくみんな。
真中の妹の美羽のことだと天野が気づいてからは、それまで以上に美羽のために出来ることを考えてくれました。
会社で役に立てたら、社会の一員として貢献していると感じられると話す雫。
これには報酬以上の価値があるかも知れないと続けました。
夢や目標がなくてもいい、働く意味だけは忘れないで欲しいとみんなに伝えました。

5人の勉強へのモチベーションが上がっていることに驚きを隠せない藍井。
失敗しても5人で力を合わせて立ちなおす姿を何度も目の当たりにしていることを守宮に話しました。
きっと司法試験の先を見据えているのだろうと藍井に伝えた守宮。
予備校とは違いロースクールは、知識だけではなく法律家としての人間性を育む場だと藍井に伝えます。
そして、青南ローを立て直すためには、雫と藍井の2人が必要だという守宮。
2人のバランスが天秤のように保たれるのが理想だと言うのです。

加藤予備校のパンフレットをゴミ箱に捨てようとした藍井は、そこに津山邦彦の名前を見つけます。
その頃、雫は同期の横溝から刑事の風見が業務外で問題を起こし停職処分になったと聞くのでした。

【女神(テミス)の教室】第8話あらすじ 感想・気になる所

藍井塾でも手ごたえを感じることができていない中、司法試験に臨んだ照井の勇気はすごいと思いました。
なかなか立ち直れない照井のことが心配でしたが、そんな心配はやっぱり必要なかったですね!
料亭でどんなに雫が質問をしても、投げやりな答えしか返さない藍井の過去に何があったのか気になりました。
司法試験合格で結果を出すことしか頭になかった藍井ですが、雫と出会ってから確実に変化していると思います。
加藤予備校の誘いを断るときの、藍井の言葉が嬉しくてたまりませんでした。
守宮学院長が望むような、雫と藍井が天秤みたいなバランスになれる日は来るのでしょうか…。
その日がくるのを楽しみに、最終回までしっかりと見守りたいと思います!

【女神(テミス)の教室】第9話あらすじ(ネタバレ有)3月6日(月)放送

【女神(テミス)の教室】第9話あらすじ(ネタバレ有)紹介

この物語は、刑事の風見颯が停職処分になったことから始まる。
風見は、塾講師の松下隼人が女子生徒をストーカーしていると勘違いされ通報された際、見張っていたところ、誤解され停職処分になってしまった。

風見は、かつて松下が女子生徒へのわいせつ行為で訴えられたが、裁判中に被害者が自殺したこともあり、無罪判決に納得できなかった。
そのため、風見は裁判の正当性を考察するために、かねてより柊木に頼んでいた。

風見が停職処分を受けたことは、学生たちにも知れ渡り、雪乃や真中たちが柊木のもとに駆けつけた。
柊木は、風見がストーカーと誤解されただけであると説明し、松下の裁判を検討することになった。

風見が無罪判決を受けた松下を追い続ける理由について、柊木は守宮清正に相談した。
また、風見が放った津山邦彦への言葉も気になっていた。

ある日、柊木と藍井は松下の件について話すため風見と会うことになる。
柊木と藍井は、無罪判決に間違いはないと判断するが、風見は松下を野放しにできないと主張した。
藍井は、風見が無罪の判決を受けた被告を追い続ける理由について、津山の死に絡んでいるのではないかと疑う。

柊木は、犯罪被害学について学ばせることで、学生たちに犯罪に対する理解を深めようとする。
風見は、自分の妹が同じような強制わいせつを受けて精神的に病んでいたことから、松下を野放しにできないと考えていた。

【女神(テミス)の教室】第9話あらすじ 感想・気になる所

受験生の時代(ロースクールではありませんが)を思い出すと、胸が苦しくなる展開でした。
生徒たちの気持ちと実際に社会に出てからの考えが違うことがわかるのですが、その溝は埋められないことも事実。

個人的なトラウマや思い出が人の行動を大きく左右させるのも、また難しい問題だなと感じました。

【女神(テミス)の教室】第10話あらすじ(ネタバレ有)3月13日(月)放送

【女神(テミス)の教室】第10話あらすじ(ネタバレ有)紹介

柊木雫は、藍井仁が刺されたことを知り、病院に駆けつけたが、藍井は一命を取り留めながらも意識不明のままであった。
そして、風見颯が犯人であることを知り、衝撃を受ける。後日、藍井の研究室で学習塾のホームページから、松下隼人という講師の顔写真が見つかった。

柊木は横溝太一に相談し、風見が松下を襲おうとした際、藍井が止めようとして刺されたのではないかという疑いを持ち始めた。
また、津山邦彦の自殺にも疑問を抱き、風見の関与を疑い始めた。

風見は逮捕され、学生たちは揺れ動く中、柊木は彼と面会するが、真相はつかめなかった。

最後の授業で、柊木は「法律は人のためにある」と語り、そこに藍井が車椅子で現れ、「いい法律家になってほしい」と激励の言葉をかけた。

【女神(テミス)の教室】第10話あらすじ 感想・気になる所

法律は罰するためだけではなく、律するためにある。のだなあ、と改めて思いました。
それとは別に、目の前の現実を大切に、そして豊かにしようとすることは、論理や勉強ではないのだと思いました。

【女神(テミス)の教室】最終回第11話あらすじ(ネタバレ有)3月20日(月)放送

【女神(テミス)の教室】最終回第11話あらすじ(ネタバレ有)紹介

『女神の教室』最終回では、司法試験に不安を抱える桐矢が、すでに実務の現場で働いている仲間たち4人と再会しますが、彼らも現場の厳しさに悩んでいるため、相談できません。しかし、仲間たちがそれぞれの悩みを共有し、心を軽くすることができます。

一方、柊木は青南ローの存続を守るため、文科省にロースクールの存在意義を伝える重要な役割を担当します。最終的に、柊木と学院長守宮の言葉が文科省のトップに認められ、青南ローの存続が決まります。

そして、桐矢は司法試験に合格し、仲間たちと喜びを分かち合います。柊木は桐矢の合格を喜び、自分の信念を5人に受け継がせることを誓います。最終回は、5人が柊木から学んだ信念を胸に、法律家としての道を歩んでいく様子が描かれて終わります。

【女神(テミス)の教室】最終回第11話あらすじ(ネタバレ有)紹介

よい形の結末になってよかったです。
そして、思っていた以上にこのドラマに自分を投影していたようで、最後に涙が出ました。
法律系のドラマは比較的にあたりが多いと感じたので、また機会があれば見てみたいと思いました。