推しの王子様第1話:あらすじ&ネタバレ
7月15日から放送を開始した「推しの雄牛様」の第1話のあらすじ&ネタバレを紹介していきます。
理想の王子様!?
乙女ゲームを制作するベンチャー企業「ペガサス・インク」で社長を務める日高泉美(比嘉愛未)。
日高は新作ゲームの製作融資を受けるため、ランタンホールディングス本社に来ていた。
しかし日高の期待とは裏腹に「単なる多めゲームには出資できない」と融資を断られてしまう。
その夜、日高は共に会社を立ち上げた副社長兼ディレクターの三井倫久(ディーン・フジオカ)にお酒を飲みながら励まされる。
コイントスで負けた三井のおごりで、好きなだけお酒を飲んだ日高。
家路につこうとする中、突如、頭上から飛び降りてきた1人の青年・五十嵐航(渡邊圭祐)と出会う。
航は日高が自分の理想を詰め込んでこの世に出したゲーム「ラブ・マイ・ペガサス」の主人公・ケント様にそっくりだった。
しかし航の性格はケント様とは真逆で図々しく無神経、日高の部屋を勝手に物色し始めた。
そして航は日高の部屋に飾ってあったケント様のフィギアを落としてしまう。
焦る日高に対して「大げさだろ、たかがおもちゃで…」と馬鹿にする。
日高は腹を立て、今すぐ出て行ってと航を家から追い出した。
夢や希望
日高が出社すると朝からそれぞれの推しの魅力を語り合う社員たちの姿が。
ジャンルは違えど、それぞれの推しを持つ身としてみんな、活き活きと働いている。
そんな仲間たちと「ラブ・マイ・ペガサス」に次ぐ新たなゲーム制作にむけて意見を重ねていた日高。
単なる乙女ゲームではなく、推しの存在は人生を変える力があると信じ、日高は再びランタンホールディングスを説得することに。
一方、航は働いていたビル清掃の契約解除の日が近付いた。
夢や希望を持っても無駄だとかみしていた航。
そんな中、会社のロビーで社長に「弊社のゲームには、人を幸せにできる力がある」と直談判する日高の姿を見かけ航の中で何かが動き出す。
生活拠点のネットカフェで、日高の会社の契約社員の募集を見つけた航は、履歴書を持ってさっそく会社を訪ねることに。
しかし日高は失礼を繰り返す航を相手にせず、追い返してしまう。
航の履歴書は正社員の経験も特技も、何もなかった。
2人のやりとりを見ていた三井は、自分たちもはじめは何も持っていなかったじゃないかと日高を諭し、「彼を理想の王子様に育てればいい」と言い出した。
私があなたの人生を変える
その日の帰り道、借金取りに追われボコボコに殴られている航の姿を目撃した日高。
止めに入った日高は航の借金の10万円を肩代わりし、これ以上関わらないで欲しいと追い払う。
航の傷を手当するため再び家に連れてきた日高。
聞けばお金に困っておりSNSで見かけた業者に1万円を借りたら、いつの間にか10万円に膨れ上がっていたと言う。
生活もギリギリで毎日生きるのに必死だった航は、日高の会社で働く社員たちを見て、みんな楽しそうだったと、うらやましそうに呟く。
「あなたにはないの?やりたい事とか、夢とか」と聞く日高に、「あるわけねぇじゃん」と答える航。
生きていてもいいことなんて1つもないと絶望する航に、何か変わると思ったからうちの会社に来たんじゃないの?と問いかける。
自分が変われたのは推しに出会えたからだと思い出した日高。
帰る航を呼び止め、あなたの時間を私に預けて欲しいと告げる。
「私があなたの人生を変えてみせる」と宣言する日高。
航をゲーム主人公の推し・ケント様そっくりに身なりを整えさせ、会社に出社した日高。
社員たちに今日から一緒に働く仲間として航を紹介した日高は「彼を外見も中身も最高の王子様にする」と決意を固めるのでした。
「推しの王子様」第1話 目次