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「SHERLOCK/シャーロック」シーズン1 キャスト・人物紹介

海外ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」シーズン1 (時代)舞台紹介

19世紀後半のイギリスが舞台の原作「シャーロック・ホームズの冒険」シリーズを、21世紀の現代イギリスに置き換えたのが本作。我々が生きている現代が舞台のため、スマートフォンやGPS等、事件の解決に最新機器が欠かさず用いられる。シャーロックが活躍した事件もジョンがブログで人々に広め、それが現代版のシャーロック・ホームズの事件簿となっている。
主人公の相棒ジョン・ワトソンが従軍したアフガニスタン戦争(2001年~)等、現在とリンクする設定が散りばめられている。また、原作では「ホームズ」「ワトソン」と互いに呼び合っていた二人が、ファーストネームで「シャーロック」「ジョン」と呼び合うのも、現代らしさを演出している。
現代イギリス、ロンドンを縦横無尽に駆け回るので、謎解きの中、生きたイギリスも存分に味わえる。

海外ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」シーズン 人物紹介

主人公  シャーロック・ホームズ

演)ベネディクト・カンバーバッチ。「コンサルト探偵」を職業としており、本人曰く「世界唯一」である。頭脳明晰、鋭い観察眼による高い推理力の持ち主。
しかし、非常にプライドが高く、何事も自分中心で周囲を顧みない態度から、人を苛立たせることが多い。そのため彼を快く思わない人間が多く、友人は少ない。恋愛も軽蔑しており、後述のモリーへの態度は手酷い。
スコットランド・ヤードが解決困難と判断した事件への捜査協力、知人からの捜査依頼に応じ、解決に導いていく。ただし応じるのは、彼の好奇心を満たすだろう、と自身で判断した事件のみであり、興味がなければ国家機密の関わる事件でも断ってしまう。彼の好奇心を満たすのであれば、金銭にも頓着しない。
暇が最大の敵であり、事件の舞い込まない平和な日常が続くと室内で銃を振りまわす。良質な事件が入った途端に回復し、はしゃいで飛び跳ねる等、情緒が不安定な面もある。

相棒 ジョン・ワトソン

演)マーティン・フリーマン。シャーロックの同居人であり、相棒。アフガニスタン戦争に従軍した元軍医で、1話当初は後遺症に苦しんでいた。だがシャーロックと出会い環境が激変する中で回復し、その後は医師として働いている。
1話当初は戦争によるPTSDで左手の断続的な痙攣、右足が思い通りに動かせないことから、杖の欠かせない生活を強いられていた。セラピストから日々の生活をブログに記してはどうかと勧められるもうまくいかず、悶々と生きる中、知人の紹介でシャーロックと出会う。
穏やかで誠実、常識的な人物でありながらも、シャーロックに名手と言わしめる射撃の腕前を持っている。ヤード関係者たちとの関係も良く、彼らからはしばしばシャーロックとの関係を見直すよう忠告を受ける。シャーロックとは違い恋愛もするし惚れやすい。
無意識下で危険を求める気質があることをマイクロフトに指摘される。

黒幕 ジム・モリアーティ―

演)アンドリュー・スコット。シャーロックとは対局の、自称「世界唯一」の「コンサルタント犯罪者」。犯罪の天才であり、全話を通して犯人へ資金・情報を提供した首謀者であり黒幕であるが、自身の手を汚すことを嫌う。シャーロックも認める頭脳を持つ。
シャーロックと類似点はあるものの、サイコパス的な思考を持ち、子供を脅しに使う、自身の情報を漏らしそうになった罪のない老人を躊躇なく殺すなど容赦がない。
また、頭脳だけでなく演技力にも長けており、同性愛者のふりをしてモリーと知り合い、まだ正体を知らない頃のシャーロックと対面した。シャーロックに強い関心を抱いてはいるが、その興味がなくなれば殺すつもりだと断言している。
彼の、声のトーンを不快に上下させる話し方、話術でシャーロックを翻弄する。

スコットランド・ヤード グレッグ・レストレード警部

演)ルパート・グレイヴズ。シャーロックに捜査が難航している事件の助力を依頼する敏腕警部。シャーロックの天才的な推理力を認めており、性格に難はあるとは感じながらも協力を依頼する。そのたびにシャーロックに対して敵意を持つ部下たちから反対や批難を受けるが、彼自身はそこまで嫌っていない。しかし目を離したすきに証拠を持ち去ったり、警察手帳をすったりと、事件究明にのために非常識な行動をするシャーロックに頭を抱えることも多い。
会見の場では緊張して舌をもつれさせたりと、気弱な面もある。

スコットランド・ヤード サリー・ドノヴァン

演)ヴィネット・ロビンソン。巡査部長。シャーロックを敵視かつ軽蔑しており、本人を前に変人、と呼びかける。後述のアンダーソンとは不倫関係にあり、そのことをシャーロックから指摘され、憎悪に拍車がかかる。ジョンのことは嫌っておらず、シャーロックはサイコパスであり、いつか退屈を理由に殺人を犯すに違いない、早く離れたほうがいい、と度々警告する。
会見の場では警部と違い、堂々とした対応を見せる。気が強く、プライドが高い。

シャーロックの兄 マイクロフト・ホームズ

演)マーク・ゲイティス。英国政府の小さな位置にいると自称する、政府の役人。だが、街中の監視カメラを自由に操作したり、他国の大統領選に介入する等、その権力は計り知れない。シャーロック以上の頭脳・推理力を持ち、彼からは「危険な男」と言われている。兄弟仲は悪く、弟と皮肉と辛辣な物言いの応酬をする。
初登場時は正体を明かさず、誘拐したジョンにシャーロックの監視を依頼するも、断られる。
体重の増減が激しいことをよくシャーロックに揶揄われる。

ベーカー街221Bの家主 ハドソン夫人

シャーロックとジョンにとっては日常の象徴といえる女性。二人の暮らす221Bの一階で暮らし、荒れた二人の部屋に手を焼いたり、夕食を準備したりと、彼らの面倒をみている。度々自分は家主であって家政婦ではない、と小言を漏らしながらも、二人をおおらかに見守っている。
シャーロックとは亡夫の事件で知り合った。女性嫌いのシャーロックが温かみをもって接する数少ない女性である。
面倒見がよく話好き。当初はシャーロックとホームズをカップルだと勘違いした。

シャーロックに片想い モリー・フーバー

演)ルイーズ・ブリーリー。病院に勤める法医学者。シャーロックに想いを寄せており、彼が研究で使う死体を手に入れられるよう便宜を図っている。シャーロックに対して分かりやすく好意を示すものの、冷淡にあしらわれて終わる。その上、敢えてその気があるように振舞われ、情報入手の手段とされることもある。
ボーイフレンドの同性愛者にも利用されただけであったりと、作中不憫な立ち位置が多い。
おどおどとした態度から自信のなさが伺われ、コミュニケーションも苦手としている様子。

スコットランド・ヤード アンダーソン

演)ジョナサン・アリス。監視官であり、サリーと不倫中。シャーロックとは互いに軽蔑しあっている。シャーロックから嫌悪されており、捜査で対面した際は彼から動作も言葉を発することも阻止される。小心者。
ジョンの恋人  サラ・ソーヤー
演)ゾーイ・テルフォード。ジョンが務める病院の医師で、彼が代理医師の面接に来た際出会う。シャーロックに勧められ、ジョンと二人でサーカスの特別公演に行き事件に巻き込まれ、果てはジョンと共に拉致される。多少の自衛はできる。

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