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Dracolle(ドラコレ)

「プリズン・ブレイク」シーズン3全話あらすじ見所紹介!

海外ドラマ「プリズン・ブレイク」シーズン3あらすじ

シーズン3では、シーズン2に引き続き舞台はパナマです。シーズン1でアメリカの収容所から脱獄したマイケルたちでしたが、次は無法地帯と化しているパナマの収容所「SONA」からの脱獄がテーマとなっています。飢えに苦しむ登場人物たちや、新たな陰謀が動くことがシーズン3の大きなテーマです。パナマという土地柄もあって、生きるか死ぬかの「サバイバル」という言葉が当てはまります。
しかし、プリズンブレイク特有の駆け引きや取引の要素というのも継承されており、1話から最終話まで視聴者を飽きさせないスリリングな展開が続きます。マイケルが脱出できるかどうかだけでなく、サラとの恋の行方や新たに出てきた謎の組織の正体など、塀の外の動きからも目が離せません。

海外ドラマ「プリズン・ブレイク」シーズン3

第1話「ようこそジャングルへ」

マイケルが入れられたパナマの収容所「SONA」は世界的にも最悪の無法地帯と化している場所で、そこにはベリックやアレキサンダー、ティーバックも囚われており、ルチェロという人物が取り仕切っていました。揉め事は全て決闘で解決するというのがSONAの掟です。
リンカーンはマイケルを解放するためにアメリカの大使館に行って交渉をした結果、すぐに収容所を変えて釈放する手続きを整えます。そして、行方不明になったサラの捜索に努めている最中、LJから連絡があり彼も今パナマにいるのだと言われました。送られてきたビデオによるとサラとLJは現在何者かによって拉致されており、解放のための要求はSONAに囚われているウィスラーという男をマイケルに脱獄させることでした。

第2話「第三の男」

マイケルはウィスラー探しに奔走します。ベリックは下水道の掃除をやらされている時にウィスラーに会っており、その情報をマイケルに提供しました。ウィスラーは市長殺しをしたとして捕まっており、彼を殺せば釈放されるという噂が収容所内に広がっていました。
スクレは収容所まで行ってベリックを脅し、ガールフレンドの居場所を吐かせますが、実はベリックは彼女に対して何もしていなかったのです。しかし、彼は彼女に会いにいかず「いつか立派な男になって君に会いに行く」と電話で誓ったのでした。
「ウィスラーが地下にいる」という噂は、アレキサンダーやティーバックにも伝わり、アレキサンダーは彼を殺そうとします。しかし、マイケルが判事への連絡権限を持っているルチェロに気に入られたことで「ウィスラーを守ってくれ」という願い事が受け入れられました。

第3話「望みなき者」

ウィスラーを近くに置くことに成功したマイケルは、次のステップとしてどのように脱獄するかを模索していました。ウィスラーはガールフレンドに、預け所に入れてあった本を取りに行かせましたが、その本は尾行されていたリンカーンに取られてしまいました。どうやらその本はウィスラーにとって重要な物であったそうです。
マイケルはサラの無事を確認すべく、どうにかして電話できないかと考えていました。携帯電話を持っているのはルチェロだけです。ルチェロの側近となっていたティーバックとマイケルは交渉し、なんとか電話することに成功します。マイケルはサラからいくつか暗示するようなことを言われますが、それが何を意味するのかはその時点で分かりませんでした。
マイケルからの伝言を受け取ったリンカーンは、サラとLJが監禁されている場所を突き止めますが、寸前で逃げられてしまいます。かねてからリンカーンに指示を出している謎の組織の人間は「もう2度とこんなことはするな」と電話で釘を刺しました。

第4話「フェンス」

リンカーンは組織の人間から送られてきて物を見てひどく憔悴していました。それはサラの遺体だったからです。マイケルはそんなことを知る由もなく、墓掘り人に接触する作戦を考え、リンカーンにも協力を仰ぎます。そして、脱出にはアレキサンダーの協力も必要だと考えたマイケルは彼も仲間に入れることにします。
そんな時、収容所内で停電が発生しました。麻薬の取引ができなくなったルチェロは、電機技師の資格があるマイケルに修理を頼みました。この停電はマイケルの故意的な物だったので、彼は修復に成功し、ルチェロとの約束通り角部屋への引越しを許されます。
マイケルたちの事情を知ったウィスラーのガールフレンドであるソフィアは、リンカーンとタッグを組むことになります。リンカーンは組織の女、スーザンと墓掘り人の家に行き、お金を渡して協力を仰ぎますが、「お金だけもらって通報するタイプの人間だ」と悟ったスーザンは墓掘り人を狙撃してしまいます。代わりにスクレが刑務所の雑用係として協力してくれることになりました。

第5話「作戦開始」

脱走期限の1週間が迫った頃、マイケルはついに脱獄の意志を固めます。夜ではなく、警備の手が緩くなっている昼の時間帯を狙って出ることに決めたのです。
スクレはある男から「ある物」を刑務所に届けるように命じられ、それを受け取って届けます。1度目は成功しましたが、再度頼まれてしまい、渋々また引き受けることになりました。どうやらその物はルチェロの手下に流れているようです。
決行前日、刑務所の警報機が鳴り看守たちが入ってきました。ライフルのような物を発見したためです。そのライフルはマイケルが脱獄の下見のために使っていた望遠鏡で、マイケルは怪しまれますがウィスラーの機転もあって難を逃れます。しかし、警戒は強くなってしまった上にマイケルの角部屋は使用禁止になってしまったため、計画は白紙に。

第6話「フォトフィニッシュ」

脱獄当日、実行までにサラの写真を見せないとマイケルは脱獄しないとリンカーンに言い出しました。そして監視員が毎日使っているカップに異物を入れる作戦を計画します。
脱獄数時間前、「ウィスラーの過去を知る」という男が何者かによって殺されてしまいました。ウィスラーは疑いの目を向けられ、ルチェロの部屋に監禁されます。しかし、ルチェロは独自に目星となる犯人を見つけたので、その男を殺し、ウィスラーは解放されました。
脱獄直前、リンカーンと面談したマイケルはサラが死んだ事実を聞かされひどくショックを受けます。この責任はウィスラーにあると判断したマイケルは、彼に決闘を申し込みます。

第7話「オオカミ少年」

アレキサンダーは一緒に脱獄する計画でしたが、かつての同僚がやってきて裁判所で証言するように頼まれたため外に出ることになりました。
決闘をすることになったマイケルとウィスラーですが、これは囚人たちを全員庭に出させるためのマイケルの作戦で、彼は最初から闘う気などありませんでした。
作戦実行の時間がついにやってきました。庭が盛り上がっていることを尻目に、二人は窓から脱出を試みますが、うまく事が進まずに断念することになります。不本意ながらもマイケルとウィスラーは殴り合うことになってしまいました。決闘の最中、警報機が鳴ります。脱獄用のロープが見つかったからです。結局ルチェロの部下が疑われ、その場は収まりますが、本当の脱獄犯はマイケルじゃないかと疑い始めます。マイケルを殺すかに思われたルチェロですが「自分も連れてってくれ」とマイケルに頼みました。
LJを連れて収容所の近くまで来ていたスーザンですが、作戦失敗を知り撤退しました。その際にリンカーンがやってきて「もう一度チャンスをくれ」と交渉します。
スーザンとウィスラーは実は繋がっていて、二人が密会している所をマイケルは目撃してしまいます。

第8話「強行突破」

マイケルたちにはあと4日間の猶予が与えられることになりましたが、サラの死を報告しなかったことでマイケルとリンカーンは不仲になっていました。
スーザンは上司に脅され「今日中にウィスラーを脱獄させないと殺す」と言われ、強行に踏み切る準備を整えます。ウィスラーはマイケルを殺すようにスーザンから命じられました。
ルチェロは収容所の隠し通路を知っていました。そこから通じる場所から天井に向かって穴を開ければ脱獄できる計画を彼らは立てます。
ソフィアはウィスラーが何か自分に隠し事をしているのではないかと疑い始めます。スーザンはソフィアやリンカーン、スクレが厄介な存在になってきたことを危惧して、部下に殺害命令を出しますがその部下たちは返り討ちにあってしまいました。
組織は強行策としてヘリコプターでウィスラーを救出する作戦に出ましたが、あえなく失敗。相次ぐ脱獄騒ぎで、マイケルが疑いをかけられ、彼はSONAから追い出されることになります。

第9話「籠のトリ」

マイケルは懲罰箱に入れられてしまいました。そこは灼熱の陽射しが当たる地獄のような場所でした。マイケルは収容所の大佐に事実を全て話し、LJを助けるように頼みますが信じてもらえません。
アレキサンダーは裁判がうまく行かず、SONAから出してもらえる予定でしたがまた戻ってきました。薬がないことで依存症にひどく苦しんでいます。
ルチェロとウィスラー、アレキサンダーは脱出しようと、穴掘りを進めます。そこへティーバックも加入の意志を見せ、邪魔者であるサミーをアレキサンダーに決闘で殺させる計画を立てます。
マイケルは全てを証言した後でウィスラーもこの件に加担していることを告白します。ウィスラーは最初は黙秘していましたが、ついに組織について話始めました。スーザンと名乗っていた女の本名はグレッチェンということが分かりました。
警察はグレッチェンを逮捕し、黙秘を続けていたため拷問にかけられます。しかしウィスラーが、彼女が黒幕であることを証言したため、グレッチェンは大佐と一緒に監禁している場所へ行くことになります。そこには誰もいませんでした。そしてグレッチェンは警察たちを殺し、脱走します。
ベリックはひょんなことから囚人に因縁を付けられ、決闘をすることになり、小細工をしながらも勝利を収めます。

第10話「裏切り者に死を」

ティーバックも加入し、5人になった脱出計画は順調に進んでいきますが、サミーがルチェロに下克上を果たしたことで彼が新しいリーダーになりました。さらにサミーはマイケルを倒したいとも思っています。そこでティーバックの案で、ベリックにサミーを決闘で戦わせることになりました。
決闘の最中、マイケルたちはサミーの手下たちに地下にいるのを見つかってしまいます。サミーはベリックとの戦いを中断し、地下で何をしているのかを探り始めました。そしてマイケルたちの計画に気付いてしまいますが、穴からの土砂崩れに潰されてしまいあえなく死亡。ルチェロが再びボスに返り咲きます。
リンカーンはある計画を進めるために爆弾などを調達していました。それはグレッチェンの車に爆弾を仕掛けることでした。スクレは脅されながらもなんとか彼女の車に爆弾を仕掛けることに成功。
しかし、ソフィアを含めて全員がまだウィスラーの正体について確信のある情報が持てていませんでした。

第11話「7人の夜」

ベリックも加入し、計画を進めていく6人でしたが雨が降り土砂崩れが起こりそうな状況になってしまったので、急遽次の日ではなくその日のよるに決行することになりました。
スクレは仕掛けておいた爆弾がグレッチェンにバレてしまい、恋人を殺すと脅されますが「マイケルがウィスラーを逃すことについて迷っている」という情報を提供することで難を逃れます。
決行直前、マイケルは停電した時に補助発電が発動するまでの時間を確認するなどし準備を整えます。ウィスラーはグレッチェンから電話を受け取り「座標の謎は解けたか」と問い、ソフィアの悲鳴を聞かせました。どうやら彼は組織から謎解きの依頼を受けているようです。ソフィアを人質に取られておりその答えを出していたウィスラーは、答えが書かれた半分だけのメモをグレッチェンに渡しました。マイケルやLJを助けるために、半分は脱獄してから渡す取引をするためです。
マイケルは今まで協力してくれたマクグレディも連れ、いよいよ7人で実行に入ります。作戦通り停電に成功。脱出に許された時間は30秒。

第12話「強行突破」

先に出たのはルチェロ、ティーバック、ベリックの3人でしたが彼らはあえなく捕まってしまいます。しかし、これはマイケルの計画通りで、時間を置いてから残りの4人は隙を見て脱出に成功しました。海岸でリンカーンと合流し、5人はボンベを使って見えなくなるところまで泳ぎますが、ボートで迎えに来るはずのスクレは同僚に捕まっていたので助けに行くことができません。しかしそこへ一台のボートがやってきます。それは出発するはずのボートが出ていないことを不審に思った、今回の計画の協力者の一人であるマクグレディの父親でした。
港でマクグレディ親子と別れた4人でしたが、後ろからグレッチェンたちに追いかけられます。なんとか倉庫に身を隠すことに成功し、そこでLJとウィスラーの取引を行う予定でしたが、座標のメモを失くしたので組織に殺されると懸念していたウィスラーは、隙を見て逃走してしまいます。アレキサンダーもその間に姿を消しました。
刑務所ではティーバックが真相を吐かせるために拷問を受けていたところ、ウィスラーが落としてしまった本(組織が求めている座標が書かれた紙も入っている)を拾います。スクレも正体がバレてしまい、マイケルたちの居場所を吐かせようと警察から尋問を受けていました。

第13話「駆引きの行方」

マイケルとリンカーンはウィスラーを追いかけ、捕まえることに成功したので倉庫から場所を移して取引をすることにしました。選んだ場所は博物館で、LJとウィスラーと交換には成功しますが組織が欲しがっていた座標をすぐに渡さなかったことで、彼女は不審に思います。
外からスナイパーが自分たちを狙っていることに気付いていたマイケルは、わざと警察を呼んで安全を守ります。しかし、ソフィアが撃たれてしまい銃撃戦になってしまいました。LJ がソフィアの看病をする代わりに、マイケルとリンカーンはその場を離れ、グレッチェンも車で逃走しました。
刑務所ではルチェロが瀕死状態にあり、ティーバックは未だに脱出の機会を伺っていました。ティーバックはルチェロを殺し、ルチェロの担当をしていた娼婦を口説いて、金を自分の物にしました。身元がバレてしまったスクレはティーバックが仕切ることになったSONAに投獄されます。
アレキサンダーは逃走後、組織の仲間に入ることを決意します。
マクグレディは家に到着し、平穏な生活を取り戻しました。
マイケルは、リンカーンやLJと離れ、組織のこと調べてサラの復讐を果たす行動に出ます。

 

海外ドラマ「プリズン・ブレイク」シーズン3感想

シーズン3はシーズン1と同じ「脱獄」がテーマとなっていますが、今回は舞台も違えば、状況も違うのでまた違った楽しみ方ができました。それぞれのキャラクターに成長や変化が読み取れるなど、長く続いているドラマならではの楽しみ方ができるというのが「プリズン・ブレイク」の大きな特徴です。
マイケルたちを苦しめる新たな魅力的な悪役たちがしっかりと脇を固め、一進一退の手に汗握る攻防を演出し、シーズン1から尻上がりに面白さを高めています。
また、死者が多く出ることがこのドラマの一つの特徴ですが、頭ごなしに次々と人が死んでいるのではなく、それぞれの「死」にドラマとして、また一人の人間として意味を持たせる演出が存分に含まれているため、そこまで不快になることはありません。
一気見間違いなし、そしてすぐにシーズン4の展開が気になることでしょう。

「プリズンブレイク」シーズン 目次

海外ドラマ「プリズン・ブレイク」シーズン5あらすじネタバレ

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