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「家庭教師のトラコ」第1話から最終話あらすじ紹介(ネタバレ・見逃し)毎週更新

「家庭教師のトラコ」第1話あらすじ・見逃し【伝説の家庭教師・根津寅子】

中村家

新聞記者として働く中村真希(美村里江)は娘・知恵(加藤柚凪)を有名私立の小学校に通わせたいと考えていた。
そんなある日、真希の元にあるメールが届く。
「どんな志望校も合格率100%。しかも授業料はそちらが決める」
そのメールは伝説の家庭教師・根津寅子(橋本愛)からで、真希は不審に感じながらも、家庭教師の面接に行くことに。
そして寅子と契約することとなるのだった。
その後、授業当日、真希の家にやって来た寅子は、3つの条件の確認を行う。
①教育方針には口を出さない。
②授業中は部屋を覗かない。
③授業の日はお宅に泊まらせてもらう。
それを聞いた真希は「問題ありません」と言い、家庭教師料・1万円を手渡すのだった。
そして知恵に対して授業を始めた寅子は「この1万円で幸せになる方法を考えるべきだ」と言い、この日の授業は終了。
その夜、寅子は条件通り真希の家に泊まるのだった。

上原家

一方、銀行の重役を夫に持つ上原里美(鈴木保奈美)も寅子と契約をしていた。
というのも、実は里美と今の夫は再婚で元々は愛人という間柄。
里美は連れ子である守(細田佳央太)と妻と死別した今の夫の家に転がり込んだため、元々の夫の家族から冷たい態度を取られていた。
さらに守が受験生のため、里美は「あなたが東大に行かないとますます馬鹿にされる…」と躍起になっていたのだ。
しかし今の守の学力では東大になんて入れない。
そこで寅子を雇うことにしたのだった。
そして授業当日、里美の家にやって来た寅子は真希の家に来た時とは服装も全然違いセクシーで妖艶な家庭教師の出立で登場。
年頃の守はそんな寅子にテンションが上がるのだった。

下山家

一方、夫と離婚しシングルマザーとして息子を育てながら定食屋の店主として働く下山智代(板谷由夏)も寅子と契約を決めていた。
彼女の息子・高志は中学受験を控えるなか、夫から息子の親権を自分の方に移して欲しいと打診されていたのだ。
そして智代は「高志が私立中学受験に落ちたら親権は元夫に譲る」と約束してしまい、最終手段として寅子を雇うことが決まるのだった。
その後、授業当日。
智代の家にやって来た寅子は前の2つの家の時とはまた違う熱血教師キャラ。
こうして寅子による3家族の元での家庭教師が始まるのだった。

1万円で幸せになる方法

数日後、再び寅子は中村家へ。
そして知恵と1万円で幸せになる方法を考え、2人で出掛けると寅子はおもちゃを買わせたり、競馬を教えたりする。
それを知った真希は激怒し、寅子に「もう来てくれなくて結構です!」と吐き捨てる。
すると寅子はそのまま帰って行くのだった。
寅子が去ると、真希は娘の受験に対してそこまで重要視してくれない夫と口論に。
するとそれを聞いていた知恵は複雑な気持ちになるのだった。
その後、知恵は母・真希に内緒で寅子と2人で会って話すことに。
そこで知恵は両親が離婚してしまうかもしれないこと、そしてどうすればいいかを相談。
「1万円を正しく使えば幸せになれるわ。ただ何に使うかは自分で考えなさい」
寅子がそう言うと、知恵は「ずっと考えてるけど分からない!」と泣き始める。
その様子を見た寅子は「分かんないなんて言ってないで考えろ!」と声を荒げる。
知恵は驚きながらも必死に考え、ある案を思いつく。
それは1万円で流しそうめんグッズを買い、家族でそれを楽しむというものだった。
実は中村家は前に家族で遊園地で流しそうめんをしたことがあり、家族3人にとって楽しい思い出だったのだ。
そして知恵は万円で流しそうめんグッズを買い、家族でやろうと提案。
自分達の幸せを必死に考えてくれたことを知った真希は涙を流し喜び、家族3人で流しそうめんを楽しむのだった。

「家庭教師のトラコ」第1話あらすじ・第2話見どころ【いじめられっ子・高志への課外授業】

伝説の家庭教師・寅子が娘・知恵を有名私立校に入れたい真希と家庭教師の契約をすることとなる。
そして寅子による知恵への授業が始まるも、寅子が知恵に提示した課題は「1万円で幸せになる方法を考えろ」だった。
その後、紆余曲折ありながら寅子のアドバイスを受けた知恵が考えたのは、家族3人にとって楽しい思い出である”流しそうめん”をやること。
そして1万円で流しそうめんグッズを買い、知恵たち家族は幸せを感じるのだった。

一方、寅子と家庭教師の契約をしている下山家では息子・高志が実家の定食屋のレジからお金をくすねている現場を寅子が目撃。
その後、高志がいじめっ子からお金をせびられていて、そのためにレジからお金を盗んだことを知った寅子は「一緒に行ってやる」と、高志と一緒にいじめっ子と会う現場に向かい…。

「家庭教師のトラコ」第2話あらすじ・見逃し【いじめられっ子・高志への課外授業!】

レジの5000円

下山家の母・智代(板谷由夏)が営む定食屋に来た寅子(橋本愛)は、下山家の息子・息子・高志(阿久津慶人)が店のレジから5000円を盗む現場を目撃。
高志は焦るが、寅子は高志が盗んだことは黙っていた。
その後、寅子は高志がいじめっ子に渡す為に盗んでいたことを知ると「私も一緒に行ってやる」というのだった。
寅子がカツアゲを阻止してくれると期待した高志だったが、寅子はいじめっ子たちがゲーム課金のために5000円を使おうとしていることを知ると「ダメだ、こいつらに金を渡しちゃ」と吐き捨てそそくさと帰ってしまった。
そして1人残された高志はいじめっ子に5000円を奪われてしまった。
その後、家に戻った高志は、定食屋を1人で切り盛りする母の姿を見て複雑な気持ちになる。
「カツアゲされた5000円、本当はどう使われれば良かったのか考えよう…」
寅子は高志にそう宿題を出すのだった。

母と子の衝突

数日後、この前高志に出した宿題の答えを聞こうとする寅子だったが、高志は突然「家庭教師なんかいらない」と母・智代に訴える。
すると寅子は「分かりました…」と言いその場から立ち去り帰宅するのだった。
その後、智代は寅子の家庭教師を続けるよう高志に言うも、高志は母への苛立ちなどを爆発させる。
「私立に行かなくても最悪この汚い店継げばいいんだから…」
高志がそう言うと、智代は高志をビンタ。
そして智代が「そんなに母さんが嫌なら父さんのところに行きなさい!」と声を荒げる。
それを聞いた高志は売り言葉に買い言葉で」そうするよ!」と言い、家を出ていくのだった。
その後、高志が父親の家に行ったことを知った寅子は、高志の父親の家へ。
「どういうつもりですか?」
戸惑う高志だったが、ひとまず父親の家でも寅子の授業を売ることに。
その後、寅子も家族に混ざり食事をするなかで、高志は父親にいじめられていることを告白。
父親が真面目に取り合ってくれないなか、意見を求められた寅子は転校を勧める。
そして翌日、寅子は高志の学校に転校の手続きをしに行くのだった。
その後、それを知ったいじめっ子たちが高志に詰め寄るなか、寅子は特に助けることなく高志を連れ帰る。
帰り道、高志が自分を助けてくれない寅子に失望するなか、高校生のカツアゲ現場に遭遇。
すると寅子はカツアゲする高校生を殴り撃退するのだった。

高志の決意

帰宅すると智代が家に来ていて、高志の転校の件で喧嘩をしていた。
そこで意見を求められた寅子は「高志くんの気持ちが一番大事だと思います」と言い、高志は母を選ぶのか父を選ぶのか選択を迫られる。
高志が戸惑うなか、母・智代は「母さんはあんたが心から決めたことなら何だって賛成するけど、そうじゃないなら辛い道から逃げないで欲しい」と言い、帰って行った。
その後、寅子は帰宅した高志の母・智代の元を訪ね2人で話すことに。
そこで智代は高志とのことで色々悩んでること、辛さを感じていることを明かす。
そう話す母の姿を高志は外から見ていた。
しかしまだどうすべきか決めきれていない高志に寅子はどうするか決めるよう説教した。
翌日、高志はいじめっ子を呼び出すと、前の5000円を返して欲しいと言う。
そして高志は殴られても殴られても食らいつき、なんとか5000円を返してもらった。
その後、高志はこの5000円を何に使うべきか考えた末、母に喜んでもらうため花屋で花を買い、プレゼント。
母・智代は涙を流し喜ぶなか、高志は母の元に戻ると伝えるのだった。

「家庭教師のトラコ」第2話あらすじ・第3話見どころ【お笑い芸人を目指す高3男子への課外授業!】

実家の定食屋のレジのお金5000円を盗んだ高志を目撃した寅子。
そして高志がそのお金をいじめっ子に渡したことを知った寅子は「本当は何に使うべきだったんだろうね?」と問いかけた。
その後、母と衝突し、離れて暮らす父の家で暮らすことになるなど紆余曲折ありながらも、寅子に指導され説教された高志は5000円をいじめっ子から返してもらうことに。
そしてその5000円で母へのプレゼントの花を購入するのだった。

次回は寅子が大学受験で東大を目指す上原家の息子・守の指導を行うことに。
ある日、守が実はお笑い芸人を目指していることを知った寅子は、上原家の母・里美から貰った家庭教師代20万円を守に手渡し、お笑い芸人養成所に行くよう指示し、守は養成所に入ることに。
その後、守は芸人になりたいという真剣な気持ちを母・里美に初めて打ち明けるも、里美には認められず…。

「家庭教師のトラコ」第3話あらすじ・見逃し【お笑い芸人を目指す高3男子への課外授業!】

芸人を夢見る青年・守

路上でお笑いライブを行う守(細田佳央太)を目撃した寅子(橋本愛)。
守は「絶対に反対されるから…」とそのことを母・里美(鈴木保奈美)に話せずにいた。
そんななか、寅子は里美からもらった家庭教師の授業料20万円を守に手渡すと「これでお笑い養成所に入ればいい」と言う。
こうして守はお笑い芸人になるため養成所に通うことになった。
その後、守は母・里美にそのことを打ち明けるも案の定反対される。
「プロはそんな甘いもんじゃないの。あんたのことだからすぐに逃げ出すに決まってる」
そう話す里美だったが、実は里美はかつてアイドルを目指していて挫折した経験があったことが判明。
そして守の夢を認めない里美と守は口論になるのだった。

単独ライブ開催

その後、守は寅子の提案でお笑いの単独ライブを開催することに。
「満員の観客の中で爆笑をとれば流石のお母さんも認めてくれるはずよ」
しかし今の守にそんな実力はない。
すると寅子は家庭教師の授業料20万円でエキストラを雇い、爆笑の演技をしてもらえばいいとヤラセを提案。
それを聞いた守は悩むも母に夢を認めてもらうためだとエキストラを観客に入れ単独ライブを開催することに決めるのだった。
そして単独ライブ当日。
客席はエキストラで満員で母・里美も会場まで見に来ていた。
そしてライブが始まるとエキストラは大爆笑し、その様子を見た里美は「息子には笑いの才能があるのかしら…」と守の夢を認め始めるのだった。

守の決断

しかしそんななか、守の単独ライブの映像を見た母・里美の再婚相手で義父・利明は憤り、守を厄介払いのためイギリスに留学させると宣言。
それを知った里美は息子の夢を応援したいと必死に利明を説得。
その姿を見た守は胸が痛くなり、里美に「あの単独ライブの爆笑はヤラセだったんだ…」と明かし、守はイギリスに留学することが決まってしまった。
そして渡英当日、空港で守は寅子と遭遇。
「自分の生きる道を認めてほしいなら、みんなが驚くような本当に凄いことを考えろよ!」
寅子はそう守を説教すると、単独ライブで密かに客にアンケートをとっていたことを明かし、そのアンケートを手渡す。
そのアンケートには母・里美も答えていて、ライブの感想の項目には「がんばってた」と書かれていた。
それを見た守は胸打たれ、母を喜ばせるために生きることを決め、イギリスには行かずに家に帰ること、母の希望である東大を本気で目指すこと、そして夢である芸人も諦めずに頑張ることを決める。
帰宅した守は義父たちに「母さんを馬鹿にするだけはやめて欲しい」と話す。
すると母・里美は息子の言葉に胸打たれ、これまで心の奥に押し殺していた気持ちを自分のことを虐げて来た義父たちに吐露。
「私は守の母親だからこの子のやりたいようにやらせます!」
里美はそう宣言するのだった。

「家庭教師のトラコ」第3話あらすじ・第4話見どころ【今度の指導相手は親!?】

今回寅子が指導するのはお笑い芸人を目指すも母にそのことを打ち明けられずにいる青年・守。
そんな守に寅子はお金を渡しお笑いの養成所に行くよう勧めたり、単独ライブを開催しエキストラを雇い爆笑させることで母に認めてもらうよう勧めるなど破天荒な方法で守を指導。
そして守が芸人を目指していることを知った母は、案の定反対するもヤラセ単独ライブで爆笑をとる守の様子を見て心が動き始める。
しかし母の再婚相手やその家族は守が芸人になることは断固として認めず、イギリスに留学させられそうになるも、守はそれを拒否し母と一緒にこれまで家族の中で虐げられ押し殺して来た気持ちを吐露。
そして守は芸人になる夢を追いながら勉強し東大を目指すことに決めるのだった。

次回、寅子が指導を行うのはなんとこれまで指導して来た子どもの母親。
新聞社に勤める真希は突然移動を命じられ、その移動先は事実上リストラを意味する部署だった。
そして真希はそんな会社に嫌気が差し、自ら退職を申し出た。
それを知った寅子は、真希がこのことを夫に報告できていないということも知る。
そんななか、真希の夫の母が振り込め詐欺に遭うというトラブルが発生し…。

「家庭教師のトラコ」第4話あらすじ・見逃し【今度の指導相手は親!?】

真希が辞職

新聞社で異動の辞令を受けた真希(美村里江)はそれに納得できず会社に退職願いを提出し仕事を辞めてしまう。
その後、それを知った寅子(橋本愛)は、真希と生活費のことなどを話す。
するとどうやら真希はこのことを夫・朔太郎(細田善彦)には話すつもりがないことを知るのだった。
そんななか、守の母が振り込め詐欺に引っ掛かり、真希はお金を貸してあげて欲しいと朔太郎から頼まれるも、朔太郎の母は前にも詐欺に引っかかっていたことから真希はそれを拒むのだった。
その後、真希からこの件について相談された寅子は「1万円拾うのと、あげるの、どちらが幸せだと思いますか?」と質問するのだった。

真希の苦悩

その後、再就職のため就活を始める真希だったが、なかなか再就職先は決まらず、寅子に仕事を紹介してもらうことに。
その仕事は代行業で早速その仕事を始めるも、たまたま夫・朔太郎と遭遇し真希が会社を辞めていたことがバレてしまう。
これにより夫婦関係が悪化するなか、寅子は真希に「家事は私に任せてあなたは仕事に専念してください」と告げ、真希は仕事探しに専念することに。
そして真希は再就職先が決まるも、そこでは自由に記事が書けないことを知るとそこで働いて良いのか悩む真希。
そんななか、真希の家では寅子が完璧に家事をこなすなど真希の居場所がなくなっていきそのストレスが爆発。
寅子たちに暴言を吐いてしまうのだった。

真希の決断

真希の元に朔太郎から「ひったくりに遭い会社のお金を盗まれた…」と連絡が入る。
それを知った真希は「このままだと夫も会社をクビになってしまう…」と慌ててそのお金を用意しようとするなか、実はそれが寅子たちによるドッキリだったことが判明。
どうやら義母が詐欺に引っ掛かっていたことを馬鹿にしていた真希は振り込め詐欺に引っ掛からないのかどうか確かめたのだとか。
そしていつまでも弱音を吐かずに強がり続ける真希に、寅子は説教。
さらに朔太郎と娘が自分を助けようとしてくれていることを知った真希は涙を流し帰宅。
そして家族に本音でぶつかり朔太郎と娘に謝罪し、元の仲良し家族に戻るのだった。
一方、ここ最近気の調子が悪かった智代(板谷由夏)は病院で診察を受けていた。
その結果は胃がんで智代はショックを受けるのだった。

「家庭教師のトラコ」第4話あらすじ・第5話見どころ【胃がんを患う母の苦悩】

真希は異動を機に新聞社を自主退職。
するとそのタイミングで夫の母親が詐欺被害に遭うなどのトラブルに見舞われるなか、そのことを夫に打ち明けられないまま再就職のため就活を始める。
しかしそれも上手くいかず悩むなか、夫に仕事を辞めたことがバレてしまい家族関係が険悪に。
そんななか、寅子は真希に振り込め詐欺ドッキリを仕掛け、「強がらずに弱みを見せろ!」と説教。
それにより心を入れ替えた真希は家族に謝罪したり弱みを見せるなど本音でぶつかり家族関係の修復、自らの成長に成功するのだった。

次回、胃がんだと判明したら智代は息子にはこのことは打ち明けられないまま手術を行うことに。
さらに「息子にはこのことを秘密にしておいて欲しい」と寅子に頼んだ。
そして智代は自分の死について考え始め、息子に残すお金などを心配し始めていた。
そして死ぬ前に息子のために4630万円を残したいと思った智代は、息子に残せそうなできそうなお金を計算した結果、その額は187万円…。
困った智代は別れた元夫にこの件を相談するなか、息子が智代ががんだと知ってしまい…。

「家庭教師のトラコ」第5話あらすじ・見逃し【胃がんを患う母の苦悩】

胃がんになった智代

智代(板谷由夏)が胃がんだと知った寅子(橋本愛)。
智代はそれを息子・高志(阿久津慶人)になかなか打ち明けられずにいて、寅子に「息子には黙っておいて欲しい…」と言われるのだった。
その後、自分の死後にいくら息子にお金を残せるのか不安になった智代はそのことを寅子に相談。
すると寅子は「安心して死ぬのに必要な額は4630万ですね…一緒にこのお金を手に入れる方法を考えましょう…」と告げるのだった。
その後、智代は元夫が入っていた店の火災保険4000万円があることを知るなか、元夫に病気のこと、お金のことを相談することに。
すると元夫はあっさり了承し「高志のことは任せろ」と告げる。
それを聞いた智代は複雑な気持ちになり、お金を借りるのを拒否してしまうのだった。

息子・高志の苦悩

その後、息子・高志が智代がガンだと知ってしまう。
元夫から聞いたのだとか。
「お母さんが死んだらどうしよう…」
不安になる高志に寅子は3つ案を提示。
①お父さんと何不自由なく暮らす
②お母さんのわずかな遺産と店を売ったお金で一人暮らしする
③中学を卒業したらこの店を継ぐ
この話を聞いた高志は複雑な気持ちになりながら頭を悩ませるのだった。
その後、智代がお金を準備する方法に行き詰まっていると、寅子はこの店を燃やし火災保険の4000万円を手に入れる方法を提案。
あまりにも無茶な案に智代はそれを拒否するのだった。
その後、息子・高志は母の代わりに店を営業しようとするも、智代はそれに反対し2人は口論に。
そして智代は高志から「もういいよ!勝手に死ねばいい!」と言われてしまうのだった。
その後、智代は寅子と2人で話していた。
そこで智代は高校時代にマラソン選手になる夢があったが怪我により夢を諦めることになったこと、元夫との結婚生活も上手くいかず離婚したことなどを話す。
「なんでこんなにツイてないんだろう…?なんで神様は助けてくれないんだろう…?」
智代はそう愚痴るのだった。

寅子の説教

その夜、智代は店を燃やし火災保険で息子にお金を残すことを決める。
智代が店内に食用油を撒いているとそこに寅子がやって来る。
寅子は「食用油を撒いても火はつきませんよ」と言うと智代は店を燃やすことを断念する。
そして寅子は「ツイでないなんて言うな!こんな死に方してツイないのは高志の方だ!母親ならどんなに険しい道でも胸張って進むべきだ!死ぬなら子どもにちゃんとした生き様みせてからにしろ!」と説教。
それを聞いた智代は涙を流すのだった。
翌日、智代はガンの手術を受け、それを知った高志は病院にやって来る。
すると寅子は智代が高志に宛てた手紙を手渡す。
その手紙には母親としてのこれからの夢などが綴られていた。
その後、智代の手術は無事に終わる。
高志と智代はひと安心し、2人と涙を流すのだった。

「家庭教師のトラコ」第5話あらすじ・第6話見どころ【次のターゲットは里美!】

胃がんだと判明した智代はそのことを息子・高志に打ち明けられずにいた。
そして寅子に相談した智代は仮に自分が死んだ場合、4630万ほどのお金を息子に残しておく必要があることを知り頭を抱えた。
そんななか、息子・高志に智代が胃がんだとバレてしまう。
高志はそんな母を助けようとするも、母はそれを拒むなどし2人は口論になるなど関係性が悪化してしまう。
その後、智代はお金の件で悩んだ末、火災保険でお金をもらおうと考え、店を燃やそうとするも失敗。
そして弱音を吐いたところ寅子から厳しく説教され、息子と共に胸を張り生きることを決め、その後行われた手術は無事成功するのだった。

次回、寅子が指導を行うのは里美。
里美と寅子はバッグをひったくろうとした少年を児童養護施設に送り届けると、その施設が金銭の問題で閉鎖寸前だと判明。
里美は何とか施設継続の資金を準備してあげられないかと考え始めるのだった。
そんななか、里美の夫・利明が新頭取になることが決まり、里美は機嫌が良い利明に施設を支援してあげて欲しいと頼む。
施設絵の救済は銀行のイメージアップにも繋がると思った利明は検討することに決めるも、その後、施設に融資しないことを告げられてしまう。
すると寅子はある行動に出て…。

「家庭教師のトラコ」第7話あらすじ・見逃し【寅子が家庭教師を辞職!?!】

寅子の過去

ある日、里美(鈴木保奈美)・真希(美村里江)・智代(板谷由夏)は突然寅子(橋本愛)と連絡が取れなくなり困惑していた。
その頃、寅子は相棒の福多(中村蒼)とある計画を実行すべく動き始めていた。
そんななか、寅子は5年前のある出来事を回想する。
時は遡り5年前…。
ネットカフェで寝泊まりしながら家庭教師をしていた寅子はヤクザから追いかけられていて偶然見つけたある定食屋に逃げ込む。
その店は何と智代が経営する定食屋・万福亭だった。
そして養護施設で一緒に育ち施設を出て以来会っていなかった福多と再会した寅子。
福多は財務省で働きそこそこ良い給料ももらっていたが、上司と上手くいかず暗い表情を浮かべていた。
それを見た寅子は「年収600万円と300万円、どっちが幸せでしょう?」と質問を投げ掛けるのだった。
その後、ネカフェ暮らしをする寅子を心配した福多は、一人暮らしをしているマンションで寅子を住まわせることに。
福多の優しさに触れた寅子は、かつて養護施設で周りに馴染めずにいた自分に声をかけ、仲良くしてくれたことを思い返すのだった。

寅子の夢

その後、福多は施設時代に里親・福田夫妻に引き取られた時のことを回想していた。
福多と寅子が小学6年生の頃、施設に福田夫妻がやって来て、夫妻は福多と寅子の2人のどちらかを養子として引き取ろうと考えていた。
そんななか、寅子が事故で怪我をし入院することとなり、最終的に福多が福田夫妻に引き取られることになったのだった。
その後、福多の元に寅子が家庭教師をしている生徒の彼女に刺され病院に搬送されたという連絡が入る。
福多が慌てて病室に駆けつけると、寅子は家庭教師になった理由について話し始める。
「私はこの世界をお金が正しく使われる世界に変えたい…」
それを聞いた福多は財務省での仕事を辞めて、寅子の夢をサポートしようと決意した。

福多の秘密

こうして寅子の相棒になった福多だったが、彼が寅子をここまでサポートするのにはある理由があった。
実は施設時代、福田夫妻が福多と寅子のどちらかが里子として引き取る検討中だと知った福多は寅子の自転車のブレーキを効かないよう細工をし、事故を起こさせ自分が里子として引き取られるように画策していたのだ。
そしてそのことを寅子はまだ知らないのだった。
その後、寅子の指示で福多は里美・真希・智代の3人に電話。
そこで寅子が家庭教師を辞めることを一方的に告げるのだった。

「家庭教師のトラコ」第7話あらすじ・第8話見どころ【寅子が親たちに10億円を要求!】

突然生徒の親たちからの連絡を無視し始めた寅子はある計画を実現するため着々と準備を進めていた。
そして寅子と福多は児童養護施設を出てから再会した日のことを思い返していた。
当時、福多は財務省で働き十分なお給料をもらっていたが、上司との折り合いが悪く悩んでいた。
そしてこの頃から家庭教師をしていた寅子と再会し、彼女の夢・目標を知り胸打たれ、財務省を辞めて寅子をサポートすることを決める。
しかし福多がここまで寅子に協力するのには過去のある出来事が関係したことが判明するも、寅子はまだそのことは知らないのだった…。

次回、家庭教師を辞めると一方的に告げて来た寅子に「辞めないで欲しい!」と頼む真希・智代・里美の3人。
すると寅子は家庭教師を辞めない条件をそれぞれ3人に出す。
3人はその条件を受け入れ、真希は夫の小遣いをアップ、智代は店の角煮定食を値上げ、そして里美は別居中の夫と離婚することに…。
その後、寅子は条件をクリアした3人に今度はかなり無理難題な新たな条件を提示。
それは3人で10億円の授業料を払うというものだった…。

「家庭教師のトラコ」第8話あらすじ・見逃し【真の目的のために動き始める寅子】

家庭教師を辞めないための条件

寅子から突然家庭教師を辞めると一方的に告げられた真希(美村里江)、智代(板谷由夏)、里美(鈴木保奈美)の3人は納得できず、寅子の元へ。
「何でもやるから辞めないで欲しい!」
3人がそう頼むと、寅子は家庭教師を辞めない代わりに3人それぞれに条件を提示した。
真希には夫の小遣いを倍にすること、智代には角煮定食を1000円に値上げすること、里美には今すぐ夫と離婚すること…。
寅子に家庭教師を辞めて欲しくない3人はそれぞれ条件をクリア。
すると寅子はさらに新しい条件を3人に追加する。
それは「3人で10億円の授業料を支払う」というものだった。
非現実的な要求に3人が戸惑っていると、寅子は3人に銀行の頭取である里美の元夫・利明についての情報を集めるよう指示するのだった。

10億円強奪作戦

その夜、真希、智代、里美の子供達が寅子の家を訪ねて来る。
対応した福多(中村蒼)に子供達は「寅子先生の力になりたいんだ」と家の中に入ろうとするも福多は寅子の指示で子供達を追い返すのだった。
その後、真希、智代、里美の3人は寅子の指示通り動き始める。
里美は利明のパソコンからデータを盗み、智代は利明の息子と娘を尾行しその行動を監視し、ライターをしている真希がそれを記事にした。
その後、集めた情報などを寅子に渡した3人。
すると寅子はこれらの情報を使い利明をゆすり10億円を手に入れると言い出す。
そして寅子は真希、智代、里美の3人の子どもの家庭教師を始めたのは、この世界のお金の使い方を正すために銀行から大金を奪うためだったこと、初めから真希、智代、里美の3人を自分の目的のために利用するつもりだったことを告げた。

再び孤独になる寅子

その後、福多は「やっぱりこんなの間違ってるよ…」と寅子に言う。
そして寅子と言い争いになるなかで、福多は過去に自分が福田家の里子になるために寅子を陥れたことを告白。
それを聞いた寅子は唯一の仲間・福多に裏切られたと激しくショックを受け、福多の元から立ち去るのだった。
その後、寅子は利明の元を訪ね、娘の万引き動画や息子の未成年との交際の証拠写真、そして利明の銀行での不正に関する記事を見せ、10億円を要求。
逃げれなくなった利明は裏金で貯めた10億円を寅子に渡す。
そして寅子はそのお金を障害者支援団体に寄付するのだった。
その後、寅子の前に真希、智代、里美の子供たちが現れ、子供たちは家庭教師を辞めた理由について質問。
すると寅子は本当の目的を子供たちに明かし「私はアンタたちを利用しただけ…。二度と私の前に現れるな!」と吐き捨てた。
その後、寅子が歩道橋を歩いていると突然何者かに背中を押され、寅子は階段を転げ落ちる。
そしてそのまま寅子は意識を失うのだった。

「家庭教師のトラコ」第8話あらすじ・第9話見どころ【寅子が結婚!?】

家庭教師を辞めると宣言した寅子を止めるため抗議する真希、智代、里美。
すると寅子は辞めない条件をそれぞれに提示した。
その後、その条件をクリアした真希、智代、里美。
すると寅子は「10億円の授業料を払ってもらいます」という新たな条件を提示。
3人がそれに納得できないでいると、寅子は利明から10億円を奪う作戦に3人を協力させることに。
そして利明の不正など、利明の弱みを握った寅子は10億円を奪うことに成功。
寅子はそのお金を障害者支援団体に寄付した。
寅子は福多が過去に自分を陥れたことを知り、福田の元を去り、再び孤独になるなか、外を歩いていると何者かに背中を押され歩道橋の階段から転げ落ち意識を失ってしまった…。

次回、歩道橋の階段から突き落とされた寅子は意識を失い病院に搬送される。
しばらくして目を覚ました寅子は、自分を突き落とした犯人は利明なのでは?と推理し病院を抜け出し…。
その後、寅子は再び家庭教師を始めていたが生徒と折り合いが合わずすぐに辞めてしまう。
そんななか、寅子の元に「お前の母親が見つかったらしい」というメールが届く。
寅子の母は病に倒れ入院中で、それを知った寅子は病院に向かうも母と会うことを躊躇した。
その後、福多は寅子が結婚したことを知り驚く。
相手は母が入院する病院で出会った高齢男性で、その男は資産30億円の不動産王だった…。

「家庭教師のトラコ」第7話あらすじ・見逃し【真の目的のために動き始める寅子】

家庭教師を辞めないための条件

寅子から突然家庭教師を辞めると一方的に告げられた真希(美村里江)、智代(板谷由夏)、里美(鈴木保奈美)の3人は納得できず、寅子の元へ。
「何でもやるから辞めないで欲しい!」
3人がそう頼むと、寅子は家庭教師を辞めない代わりに3人それぞれに条件を提示した。
真希には夫の小遣いを倍にすること、智代には角煮定食を1000円に値上げすること、里美には今すぐ夫と離婚すること…。
寅子に家庭教師を辞めて欲しくない3人はそれぞれ条件をクリア。
すると寅子はさらに新しい条件を3人に追加する。
それは「3人で10億円の授業料を支払う」というものだった。
非現実的な要求に3人が戸惑っていると、寅子は3人に銀行の頭取である里美の元夫・利明についての情報を集めるよう指示するのだった。

10億円強奪作戦

その夜、真希、智代、里美の子供達が寅子の家を訪ねて来る。
対応した福多(中村蒼)に子供達は「寅子先生の力になりたいんだ」と家の中に入ろうとするも福多は寅子の指示で子供達を追い返すのだった。
その後、真希、智代、里美の3人は寅子の指示通り動き始める。
里美は利明のパソコンからデータを盗み、智代は利明の息子と娘を尾行しその行動を監視し、ライターをしている真希がそれを記事にした。
その後、集めた情報などを寅子に渡した3人。
すると寅子はこれらの情報を使い利明をゆすり10億円を手に入れると言い出す。
そして寅子は真希、智代、里美の3人の子どもの家庭教師を始めたのは、この世界のお金の使い方を正すために銀行から大金を奪うためだったこと、初めから真希、智代、里美の3人を自分の目的のために利用するつもりだったことを告げた。

再び孤独になる寅子

その後、福多は「やっぱりこんなの間違ってるよ…」と寅子に言う。
そして寅子と言い争いになるなかで、福多は過去に自分が福田家の里子になるために寅子を陥れたことを告白。
それを聞いた寅子は唯一の仲間・福多に裏切られたと激しくショックを受け、福多の元から立ち去るのだった。
その後、寅子は利明の元を訪ね、娘の万引き動画や息子の未成年との交際の証拠写真、そして利明の銀行での不正に関する記事を見せ、10億円を要求。
逃げれなくなった利明は裏金で貯めた10億円を寅子に渡す。
そして寅子はそのお金を障害者支援団体に寄付するのだった。
その後、寅子の前に真希、智代、里美の子供たちが現れ、子供たちは家庭教師を辞めた理由について質問。
すると寅子は本当の目的を子供たちに明かし「私はアンタたちを利用しただけ…。二度と私の前に現れるな!」と吐き捨てた。
その後、寅子が歩道橋を歩いていると突然何者かに背中を押され、寅子は階段を転げ落ちる。
そしてそのまま寅子は意識を失うのだった。

「家庭教師のトラコ」第8話あらすじ・第9話見どころ【寅子が結婚!?】

家庭教師を辞めると宣言した寅子を止めるため抗議する真希、智代、里美。
すると寅子は辞めない条件をそれぞれに提示した。
その後、その条件をクリアした真希、智代、里美。
すると寅子は「10億円の授業料を払ってもらいます」という新たな条件を提示。
3人がそれに納得できないでいると、寅子は利明から10億円を奪う作戦に3人を協力させることに。
そして利明の不正など、利明の弱みを握った寅子は10億円を奪うことに成功。
寅子はそのお金を障害者支援団体に寄付した。
寅子は福多が過去に自分を陥れたことを知り、福田の元を去り、再び孤独になるなか、外を歩いていると何者かに背中を押され歩道橋の階段から転げ落ち意識を失ってしまった…。

次回、歩道橋の階段から突き落とされた寅子は意識を失い病院に搬送される。
しばらくして目を覚ました寅子は、自分を突き落とした犯人は利明なのでは?と推理し病院を抜け出し…。
その後、寅子は再び家庭教師を始めていたが生徒と折り合いが合わずすぐに辞めてしまう。
そんななか、寅子の元に「お前の母親が見つかったらしい」というメールが届く。
寅子の母は病に倒れ入院中で、それを知った寅子は病院に向かうも母と会うことを躊躇した。
その後、福多は寅子が結婚したことを知り驚く。
相手は母が入院する病院で出会った高齢男性で、その男は資産30億円の不動産王だった…。

「家庭教師のトラコ」第9話あらすじ・見逃し【寅子の母】

寅子の母が見つかるも…

何者かにより歩道橋から突き落とされ意識を失った寅子(橋本愛)は病院で目を覚ます。
そして寅子は看護師のいない隙をついて病室を抜け出すのだった。
一方、福多(中村蒼)はお見合いをしていた。
しかしそのお見合いの途中も頭の中で寅子のことを考えてしまう福多。
すると福多の携帯に児童養護施設の園長から連絡が。
なんと寅子の母親が見つかったというのだ。
福多はすぐさま寅子にそのことを連絡。
どうやら寅子の母は心臓が悪く入院しているようで、それを知った寅子は母が入院する病院へ。
するとその病院で寅子は松葉杖をついた白髪の男・光造(西岡德馬)とぶつかるのだった。

寅子の母の過去

数日後、福多たちはあるニュースを耳にし驚く。
なんと寅子が病院で出会った光造と結婚したのだ。
実は光造は不動産王の大金持ちで、その結婚はネットニュースで大きく報じられていた。
その後、福多は真希(美村里江)、智代(板谷由夏)、里美(鈴木保奈美)の3人と会って話していた。
「寅子は光造からお金を奪うつもりかも知れません。やめるよう説得してください」
福多は3人にそう頼むも、それを聞いた3人は困惑する。
そんななか、里美(鈴木保奈美)は寅子の母・早苗が入院している病院が、自分が清掃員として働いている場所だと気付き、仕事宙に早苗の病室を訪ねてみることに。
するとそこで里美はあることに気付く。
実は里美と早苗はかつて同じクラブで働いていた同僚だったのだ。
さらに智代は短大生で実家の定食屋のバイトをしていた頃に客としてやって来た早苗と娘・寅子を接客したことがあり、真希は中学生の頃に幼い寅子を助けたことがあったことが判明。
つまり3人とも過去に幼い寅子と会っていたのだ。
それを知った3人は光造の家に乗り込み、「母・早苗に会いに行くべきよ」と寅子を説得。
それにより寅子は母に会いに行くことを決めるのだった。

母の死

寅子が病院に到着すると、母・早苗は亡くなってしまっていた。
ショックを受ける寅子に看護師が手紙を手渡す。
その手紙は母・早苗が寅子に宛てたもので、そこには寅子を捨てた経緯などが書かれていた。
実は寅子が幼い頃、寅子の父親は事故により死亡。
亡くなった原因は母・早苗が溺れそうになったのを助けたからで、父の死後、母・早苗は寅子との二人暮らしが辛くなり寅子を捨ててしまったのだった。
手紙を読んだ寅子は、真希、智代、里美の元へ。
初めは気丈に振る舞っていた寅子だったが、母の死という事実はあまりにも大きく感情を爆発させる。
寅子は涙を流し母の死を悲しみ、その様子を見た真希、智代、里美の3人は寅子を慰めるのだった。

もう一度家庭教師に

その後、寅子は真希、智代、里美の子供たちの元へ行く。
そしてもう一度家庭教師をやらせて欲しいと頼み、再び彼らの家庭教師に復帰することが決まる。
家庭教師に復帰するということで福多に再度協力を仰ごうとする寅子だったが、福多がお見合いで出会った女性と結婚が決まりそれどころではないことを知り複雑な気持ちになるのだった。
数日後、真希、智代、里美の子どもたちがそれぞれ受験をやめたいと言い始める。
連絡を受けた寅子は困惑するのだった。

「家庭教師のトラコ」第9話あらすじ・第10話見どころ【寅子によるラスト授業】

歩道橋から突き落とされた寅子は病院に搬送され目を覚まして病院を抜け出す。
そんななか、寅子の母が見つかり病院で入院中だと知った寅子は病院に行くとそこで大金持ちの老紳士と出会いそのまま結婚。
それを知った真希、智代、里美は驚きながらも実は過去にそれぞれ寅子や寅子の母と関わりがあったことを知る。
そして寅子に母に会いに行くよう説得し、寅子は母が入院する病院に行くも、母はすでに亡くなってしまっていた。
ショックを受ける寅子を真希、智代、里美は慰め、そして寅子は再び3人の子供たちの家庭教師として復帰するのだった。

次回、真希、智代、里美の子供たちが突然受験をやめると言い出し困惑した寅子。
寅子がその理由について調べてみると、それぞれの理由が判明する。
知恵は受験落ちて両親を悲しませたくない、高志は受験よりも大切なものを見つけた、そして守は同級生を妊娠させてしまっていた…。
それぞれ壁にぶつかり、思い悩む3人に寅子は一体どんな答えを出すのか…。

「家庭教師のトラコ」第10話(最終話)あらすじ・見逃し【寅子、最後の授業】

知恵の苦悩

子供達が突然受験をやめると言い出したことを知り戸惑う寅子(橋本愛)。
特に知恵(加藤柚凪)は受験を明日に控えていて、話を聞くと「もし受験に落ちたら両親が悲しむから…」という理由だった。
それを知った寅子は受験を受けるようアドバイスをするも知恵にはなかなか響かず悩むのだった。
これまでなら大胆な行動も取れた寅子だったが、それには福多(中村蒼)のアドバイスやフォローがあったからだと気づいた寅子は福多に連絡。
「お前の気持ちを素直にぶつければいいと思うよ」
そう福田からアドバイスをもらった寅子は、自分の気持ちをさらけ出し知恵を説得。
それを聞いた知恵は、その言葉が心に響き、受験することに決めるのだった。

高志の決断

知恵の件が解決しひと安心する寅子だったが、今度は高志(阿久津慶人)が受験をやめると言い出しているとの連絡が入る。
テストの点数的には合格圏内なのに突然やめると言い出した高志。
寅子が高志にその理由を聞くと「受験よりも大事なものがあるから…」と話すのだった。
その後、寅子が高志に詳しく話を聞くとその詳しい理由が判明する。
高志は自分がいじめられなくなった代わりにいじめられ始めた自分の友人のために受験をやめようとしていたのだ。
「俺が別の学校に行けばあいつを守るやつがいなくなるから…」
高志はそう話すのだった。
その後、智代(板谷由夏)にそのことを話す寅子。
それを聞いた智代は考えた末に高志のやりたいようにやらせてあげることに決める。
するとそこに元夫がやって来て高志のことについて3人で話すことに。
すると高志は「公立に進学しても大学は東大の医学部に入学するから」と約束。
すると元夫は初めは戸惑うも高志の気持ちを尊重することに決めた。
そしてこれにより智代と元夫がしていた「もし私立に行けなかったら親権を渡す」という約束は一時保留となるのだった。

守の決断

高志の件も解決しひと安心するなか、寅子の元に守(細田佳央太)が東大受験をやめたいと言い出したという連絡が入る。
守の家に行き事情を聞くと、守は同級生を妊娠させたのだとか。
それに母・里美(鈴木保奈美)は激怒していて守と喧嘩に。
守は「俺は彼女を守りたいんだ!」と家を出て行ってしまった。
翌日、寅子は守と同級生の女子と3人で話すことに。
そこで話を聞いた寅子は、その同級生の女子のお腹の中の子どもが実は守るとの子ではないことが判明。
守もそのことを承知で、ずっと好きだったから「自分が父親になる」と申し出たのだとか。
それを知った寅子は「彼女が家族や相手の男と向き合い問題を解決してあげることが本当に彼女を守るってことだと思う。今回の件で母親を傷付けているあんたに誰かを守るなんで言う資格はない!」と守に説教。
その言葉が心に響いた守は、母・里美に事情を話し謝罪し同級生の女子の子供の父親になることをやめ、正しいやり方で彼女を守ることを決めるのだった。

受験の結果

その後、寅子は福多と電話をしていた。
そこで寅子は福多が自分にずっと思いを寄せていたことを知った。
それから数日後、福多とお見合い相手の結婚式が行われる。
寅子は里美たちに式に行くよう促され、結婚式の会場へ。
するとお見合い相手は福多と寅子が両想いだと悟ると激怒し会場を出て行った。
これにより2人の結婚は取りやめになるのだった。
その後、寅子と福多は2人で話していた。
そこで寅子は福多のことが好きだったこと、大切に思っていることを伝えるのだった。
その後、知恵は受験に合格。
その一方で守は不合格になってしまう。
守は浪人し寅子に引き続き家庭教師を頼むも、寅子は「明日から北海道に行くから家庭教師はできません…。家庭教師は福多に任せます」と話し、みんなに感謝と 別れを告げるのだった。

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